愛犬が生涯使い続けたモノ



犬の生涯は、その命を全うできたとして、10年から15年、長い子で20年という子もいます。
単純に人の人生を80年とした場合、その4倍から8倍の速さでその生涯を駆け抜けていくことになります。
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なっちゃんとかくれんぼ

2017年1月15日の日曜日、この冬一番の大寒波到来により全国的に雪となりました。
外を見ると地面は薄っすら雪化粧、上空には小雪が舞っています。
今、わたしは時間の流れがいつもより遅いと感じています。
静かにゆっくり落ちてくる雪のせいではありません。
昨日、愛犬の夏子が約14年と4か月の犬生を終え、一人と2匹?で共有した時の流れが止まったことが、わたしの思考や時間感覚に影響を与えています。
物の見え方も、いつもと少し違います。
エッジの効いた静止画像をコマ送りに見ているような妙な感覚です。
(恐らくいつも視界のどこかにいた夏子がいなくなったことと、涙を消費しすぎたせい)
夏子は、今もわたし(パパ)と妻(ママ)の側にいます。
今日中には自宅敷地内に埋葬する予定ですが、まだ決心がつきません。
数日前から心の準備はしていましたが、現実を受け入れることは容易ではありません。
ほんの数日前まで、カチカチ足音を立てながらわたしの後を付いて回っていたのに・・・。
日常から次第に消えていく夏子の生活感、悲しみは深まるばかりです。
そして今思い浮かぶのは、楽しかった14年間の思い出よりも、夏子が苦しみながらも生きようと必死でがんばったこの数日間と、その最後に訪れた一瞬の出来事です。
パパとママは埋葬する前に、楽しかった夏子との14年をアルバムで振り返ることにしました。
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