昭和の掃除機②ーナショナル・パナソニック

故障続きのキャリィに悩まされた林さん、今のところ大きなトラブルもなく順調なご様子。
(クラッチワイヤーの不具合で一度ディーラーに入院、修理代は0円)
と思っていたら、今度は長年愛用してきた掃除機(サンヨー製)が故障!
と言っても掃除機本体はどこも悪くない、ビニールテープで補修しながらだましだましで使い続けたホースがいよいよ寿命。
「買い替えるか」
ということで「サンヨー」さんの吸収合併先「パナソニック」さんのカタログを取り寄せたところ・・・、

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60年前にタイムスリップ!



掃除機はハタキやホウキより能率よく衛生的って・・・、いつのカタログ?
紹介されてる機種からすると、60年前の昭和30年代半ば(1960年前後)です。

このMC-8型の登場は1958年(昭和33年)ホンダ・スーパーカブや東京タワーと同期です。
パナソニック(旧松下電器)さんにとって掃除機の“原点モデル”だそうです。


(「パナソニックミュージアム」にて)

メタルボディーでいかにも重そうですが・・・、当時としては“軽量”取り回しの良さをカタログでは猛アピール!

ここから掃除機の更なる進化が始まり、1965年(昭和40年)にあのモデルが登場!

前回の“昭和の掃除機”はこちらで⇒昭和の掃除機

MC-1000Cの実物がこちら。

メタルからプラスチックの時代に。円筒形から流線形になり掃除機のイメージが一新。
前輪は固定式から首振り式に変更され、移動がスムーズになりました。
林さん「これ欲しい!」
いやいや、まだまだお勧めの機種がございますよ。

続いては、1968年登場のMC-3000(SANYO)「太郎」林さんと同じサンヨーモデルです。

特徴は、世界初のカセット集塵式を採用したモデルとのこと。
これまでのシリンダー型と違い、ゴミを圧縮し手を汚すことなく簡単に捨てられます。
すると林さん「うちのサンヨーだって紙パック式で手は汚れんよ」

では、今では当たり前となった「紙パック式」を採用しヒットしたモデルをご紹介。
1982年(昭和57年)登場のMC-250C紙袋式掃除機「キャニスター」

紙パック式採用と同時に縦置き可能な形状になり、階段での使い勝手が格段に向上(住宅事情の変化に対応)
「流線形もかっこよかったけどシンプルな四角形もいい!」と林さん。
現在の紙パック式との見た目の違いは、フロントの角が取れて丸くデザインされたことぐらい?
(家具や壁に引っかけにくいデザインに)

やがて「サイクロン式掃除機」や「コードレススティック型掃除機」「ロボット掃除機」などが登場!

「あの人・・・ひーちゃんのおばあちゃん?」

林さんの掃除機選びも大詰め


60年前の原点モデルまでさかのぼることになった林さん。
「昔は“太郎”とか“キャニスター”とか愛称まで付いて・・・いい時代だったなぁ」
確かに家電の愛称はずいぶん減ってしまったようで・・・、
家電への愛着が薄れてる?家電の魅力が薄れてる?
メーカーごとの“個性”が薄れてるのは確かなよう。

最近では吸引力より「軽さ」が重要視されているようで(高齢化のせい)
持つとびっくりするぐらい軽い!
軽さに加えお手入れが楽という点で、サイクロン式から紙パック式に戻ってくる人も多いらしい。

普段チェンソーの軽さにこだわってる林さん「これにする!」
しかし、お値段を見て(>_<)

大どんでん返し


やってきたのは紙パック式掃除機、ただしメーカーは「日立」さん。

(左のサンヨー製と比べるとコンパクトでかなり軽い、紙パックは汎用品でOK)

「モーターの日立」ですから。
普段、高性能林業機械のベースマシンでお世話になってるし・・・、と訳の分からない言い訳をする林さん。
残念ながらこの掃除機にも昔のような“愛称”はありません。
「日立だから・・・ひーちゃんだね!」

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投稿者: natsukopapa2017

動物と昭和と軽キャン好きのイラストレーターです。 林業(フォレストマネージャー)をしていたためその関係のお仕事が中心です。