昭和の原付バイクーメットイン・タクト

1987年(昭和62年)に誕生した4代目ホンダ・タクト。
通称“メットイン・タクト”
前年に原付もヘルメット着用義務化されたことを受け、ヘルメットを収納できる大型センタートランク機能を設けてフルモデルチェンジ。
ヘルメットが雨に濡れる心配も、高価なフルフェースを盗まれる心配もない。
もはや「ヘルメット、家に忘れてきちゃったー」という言い訳も通用しない。
慣れるまでは(格納したことを忘れて)
「ヘルメットがない!」と、大慌てすることがあったかも?

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高級志向?タクトフルマーク


初代タクトにサイドトランクを装備したハイエンドモデルとして販売された“フルマーク”

(以下画像は、当時のカタログより)

ニュータクト(2代目)スーパータクト(3代目)にも受け継がれた“満点”モデル。
ニュータクト

スーパータクト

特にスーパータクトは、バリエーション豊富で、幅広い層に受け入れられた人気のスクーター。

スーパータクトについては⇒こちらでも



しかし、日本がバブル景気に沸く中、原付バイク市場は縮小傾向。
4代目タクトも車種が整理されましたが、バブリーな時代を反映してか?ベースモデルではなくフルマークに統一。
当然、車体価格もUP(>_<)

デザイン一新、バイオシェイプ


ライバルの「ヤマハ・ジョグ」を意識してか?フロントデザインが大きく変更。
フロントカウルが一体型に(個人的には別体型が好み)
鳥や魚のナチュラルなボディーをイメージしたデザイン、バイオシェイプと呼ぶそうです。
全体としても、「フラッシュサーフェイス」と呼ばれるデザインにより、サラッ(ツルっ?)とした雰囲気に。

見た目だけでなく、人間工学に基づいたインパネデザインにするなど、使い勝手の良さにも強いこだわりが。

何よりの驚きは、メットインスペースを追加したにもかかわらず、違和感のない仕上がりになっていること!

当時、メットインのパイオニアとしてすでに販売されていた「ヤマハ・ボクスン」との違いは明らか。

(前にも言いましたが、個人的に嫌いじゃないです、ボクスン)

ヤマハ・ボクスンについては⇒こちらでも

さすがホンダ!

 

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肝心のメットイン機能は?


先輩のヤマハ・ボクスンがシート後方に設けたトランクスペース。
メットイン・タクトは、意外?にもシート前方に設けました。

結果として、リアベースキャリアも標準装備。
ママ原チャリ必須のリアバスケットも取り付け可能(ボクスンは取付不可)
高校生には不人気で、ベースキャリア自体を撤去してしまう子も多かった。

メットインタイプでも、機能性とデザイン性を両立できることを示し、スクーターの進化に貢献した4代目タクトでした。
しつこいですが、ヤマハ・ボクスンもお忘れなく!

ヘルメットは正しくかぶりましょう!


原付バイクのカタログには、

と注意書きが!
ヘルメットをあみだにかぶる?

ヘルメット着用義務化後、高校生など若者たちの間では、この“あみだ”スタイルが流行。
あみだかぶり対応のヘルメットもあったと記憶している。
命よりヘアスタイルが大事?
古き良きならぬ“悪しき”昭和のスタイルです(現在は絶滅?)

4代目でメットインへと進化したタクト。
しかし、さらなる進化を遂げる5代目タクト・・・。
時代は、昭和から平成へ・・・。
その話は、次回に!

5代目タクトはこちらから⇒平成の原付バイクースタンドアップ・タクト


 

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