花粉症対策:林業(ゴーグル編)

花粉症の悩みは鼻水、鼻詰まり、そして目のかゆみです。
見た目さえ気にしなければ?花粉から鼻口を守る方法はありますが(⇒マスク編)、花粉から目を保護することは意外と難しいのです。
特に、林業のように動きが激しく汗をかきやすい職業ではなおさらです。

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林業ではゴーグルが使えない?


林業では、飛来物から目を保護するための保護具を装着します。主にヘルメットに付属するフェイスガードや保護メガネを使用します。ゴーグルタイプもありますが、視界を確保するレンズ面は、ステンレスメッシュ(網)になっています。
なぜ、レンズ式ゴーグルを使わないのか?

飛来物から目を保護できても、曇って前が見えなければ仕事にならないからです。花粉対策にも有効なゴーグル、残念ながら林業では使えないのです。

ゴーグルはなぜ曇る?


水中眼鏡のように目を完全に覆うのは容易いことですが、そうするとレンズの内側と外側との温度差でレンズ内側に曇りが生じます。冬場の窓の結露と同じ原理。
そのためゴーグル(スキー用、防じん用)には内部の湿気を逃がすためのベンチレーター(換気口)が必ず設けられています。汗をかくスポーツや職業では、ベンチレーターによる自然換気では追いつかないため、電動ファンで強制喚起するものもあります。少々の汗であれば、これで曇りを防げます。

 トーヨーセーフティー  スワンズ(廃番)

しかし、激しい動きで大汗をかくと、ベンチレーターはもちろん電動ファンでも換気が追い付かずレンズが曇ります。曇り止めクリーナーの効果も一時的でしかありません。

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目指すのはメガネ以上、ゴーグル以下


ゴーグルが林業では使えない以上、目指すところは、メガネ以上の保護機能を持ち、ゴーグルほど曇らないこと。メガネとゴーグルのハイブリット。

メガネ以上
市販の花粉対応メガネ(ガード付き)。結局、これが一番無難です。かけていて違和感がありません。発症は抑え込めませんが、症状が軽減されます。ただゴーグルと同じで、効果的に目の周りをカバーするほど曇りやすくなります。
昔と違い、種類もサイズも豊富になりました。

ゴーグル以下
ゴーグルの性能を下げることになりますが、写真のようにベンチレーターを外し、更に通気口を増設します。なるべく上部を肉抜きして、熱気、湿気を内部から逃がします。
花粉は入りやすくなりますが、花粉対応メガネほどではありません。

問題のレンズの曇りは、かなり改善されますが、曇らないわけではありません。
ゴーグル着用での山林作業は安全安心である一方、正直うっとうしいです。

最後に


少しでも多く花粉を防ぐ改造ゴーグルか、それとも妥協して使い心地優先の花粉対応メガネか?
試行錯誤を繰り返した結果は、どちらもパス。理由は、多少なりとも曇るから。
足場の悪い林内では、十分な視界を確保すること-安全作業の鉄則です。
事故を起こしては元も子もないので、この際、目がかゆいのはガマン。点眼薬でしのいでいます。

林業も注目されるようになってからは、専用機材や装備が供給されるようになり作業環境も改善されてきました。とは言え、まだまだ他分野のものを流用することが多い業界です。

おまけ(フル装備)

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