さよならジェリー ママより

「ジェリーは幸せだったのだろうか?」
「そらぁ、幸せだったよ」
ジェリーが逝ってしまってからの夫婦の会話です。

4か月前、なっちゃんが逝った時も全く同じ会話をしました。
でもこの度は、ママがつぶやきました。ネコからは、なぜかママが好かれました。間が密だった方が、幸せだったのか?不安に思うものなのです。一緒にいた分「あの時あーできた、こうしてあげられた、こうして欲しかったのではないか?」など、思う節が多いからでしょうね。
なっちゃんの時、なぜわたしは冷めていたのか?ってことが何となく分かりました。

ジェリーは、トムと全く違い、わがまま気まま、独占欲が強く、常にわたしの目が自分にないと不満でした。

ストレスに弱いジェリー
4年後につーちゃん(梅雨子♀)が突然やってきたとき、ジェリーは拒食になりました。病院に行くと先生は「別にどこも悪くない」と。「変な話ですが、考えられるのはストレスぐらいで・・・」
ネコがストレスで拒食?!つーちゃんのことを話すと先生は、「試用段階の新薬があるが試してみませんか?これが効いたら本当にストレスと言うことです」
その注射を打ってもらうと、数分後“ガツガツ”とパテ状のエサを食べたのです!! びっくり!
先生は新薬を試せてとてもうれしそうでした。いつも愛想なく寡黙な先生の新たな一面を知りました。

半家ネコから家ネコに
トムとジェリー、兄弟で何でも一緒にするので人間との共同生活が難しく、自分たち専用の部屋にいました。日中は外で遊んでいましたが、ジェリーは必ず家で寝ていました。
トムは縄張り争いに忙しく外で寝たりと帰ってこないこともありました。
引っ越してからは、なぜか2匹とも全くの家ネコになり、外に出たいともいわなくなりました。それくらい今の家が気に入ったのでしょう、そして年老いたということか?本当は以前から家ネコになりたかったのかもしれません。

残されたトム
14年間ずっと一緒にいたジェリーがいなくなって、トムはどう思っているのでしょうか?これまで以上に声掛けするようにしていますが、ひとりでたたずみ、ひとりで寝ています。優しいトムは、今でもジェリーの寝場所を空けています。
ジェリーが幸せだったのだろうか?とも考えますが、今はトムがどう思っているのか、気になるところです。幸い食欲もありマイペースで生活していますが、ジェリーも突然食べなくなりそのままになってしまったので、トムには少しでも長くいきてもらいたいな、と思っています。先立つ子もかわいそうですが、残される子も大変ですね。