熱中症に注意ーペット

屋外においては大人や恐竜?より、地面に近い幼い子供やペットの方が、熱中症になるリスクが高いとされています。それが事実であることを身をもって経験しました。

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真夏の屋根塗り替え塗装工事


伊勢志摩でペンキ屋に勤めていたころの話です。英虞湾に面したロケーションの良い場所に建っていた民宿の全面塗り替え工事。スレート(カラーベスト)屋根だけでも600㎡はあったかと。壁面は太陽の動きに合わせて、自分たちも日陰に移動しながら作業できますが、屋根は逃げ場がない。
しかも、旧塗色は黒系、新塗色も黒。地面(この場合は屋根面)の表面温度が高く、まるで熱したフライパンの上にいるよう、落ちた汗が一瞬で蒸発します。
普通の作業靴では熱を防げず、急きょ厚底スニーカーを買ってきて対応。ひざが触れようものなら「熱っ!」と飛び上がります(本来、夏場にしたい仕事ではありません)
休憩をこまめに取りながら、水分補給もしながら作業を続けました。

熱射病でダウン


当時は、熱中症という表現がなく、熱にやられて倒れることを総称して熱射病と表現していました。
仕事を終え帰宅して間もなく体調に異変、体中が痛み、やがて高熱(38度)が。一晩うなされるも翌朝には元通りに、何事もなかったかのように普通に出勤できました。
職場では一番体力があり、暑さにも強かった自分がなぜ?

地面からの高さの違い


塗装業者によって作業の進め方は異なるのですが、自分の職場では完全分業制。
今回のスレート屋根塗装の場合、ローラー作業と刷毛(ハケ)作業に分かれます。

ローラー担当者は長柄を使って立った状態で作業できますが、刷毛担当者は腰を落として作業しなければなりません。
わずか1メート前後の違いですが、地面に近いほど作業環境は過酷になります。
地面は熱いし、照り返しはきついし、のダブルパンチ
みたいな。

フライパンの上にいるような過酷な環境でも、立った状態(位置)では耐えてしまうので、
同じ条件で低い位置にいるものは堪ったものではありません。

つまり大人が思う以上に、子供やペットは過酷な環境にさらされている場合があるということです。

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平面移動に加えて上下移動を


日向から日陰はもちろんですが、地面が熱せられている場合は地面から離れ、上または下(地下)への移動を加えてあげましょう。ペットのいる位置に顔や手を近づけると状態を正確に把握できます。
ついでに、労働災害防止の観点からすると、作業環境が偏らないよう工夫することが必要かと。
先ほどの塗装工事の場合だと、一人一人がローラー作業も刷毛作業も行うようすれば、作業効率は落ちるかもしれませんが、作業環境の平均化が図れます。
夏だから、猛暑だからと仕事の内容を変えることは出来ないので、温暖化が進むこれからの時代、熱中症対策はより難しくなりそうです。

車に施す熱中症対策


過去の記事で取り上げてきたので、良ければご参考に。
今回記事を書きながら、「そういえば夏子さんも一度熱中症になりかけたっけ」、ふと思い出しました。その時は、下痢を起こしたのでちょっと驚きました。
この経験がもとで、車の屋根に35センチ角の大穴を開けてまでルーフベント(換気扇)を取り付けることになったのでした。

最後に

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