みんな知ってるけど、あえて言いたい新幹線豆知識

新幹線に角? 幕? パンダ? 何のことやら。
みんな知ってるけど、あえて言いたい新幹線の豆知識について・・・。

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新幹線の“角”は何のため?


0系から最新N700系まで、受け継がれている“角”

(JR東海 リニア鉄道館にて撮影)

JR東海さんは“角”デザインにこだわりがあるのだろうか?
他社の新幹線(E5系・E6系など)が、騒音対策として目立たなくしたり、車体に埋め込んでなくしたりしているのに。

普段、間近で見ることのないこの“角”、浜松工場の「新幹線なるほど発見デー2017」で展示されていました。
“角”の正式な名前は「静電アンテナ」


その役割については、

架線電圧検知:架線に電気が流れているかを検知

構内無線:構内での列車と信号扱所との直通通話に使用

単に“カッコいいから”デザイン的に、というものではないのですね。

10月2日のNHKニュースでは、JR東海が開発を進めている新型新幹線「N700S」の先頭車両が公開されたとのこと。
2020年度に投入予定の新型車両(13年ぶりのフルモデルチェンジ)は、中身は大きく変わるものの、デザイン的には現行型のキープコンセプト(もはや完成形ということか)
でも、ライトの形状やラインデザインでイメージは大きく変わるかも。
気になるあれ、「静電アンテナ」は?というと・・・。
ご安心を、“角”として引き継がれるようです。

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何で、方向“幕”なの?


長く生きている者からすれば、何のことない単純な事なのですが、

「LED表示器」しか知らない子たちからすると、これのどこが“幕”なの?って感じでしょうか。
今の新幹線はみなLEDタイプですが、一昔前は、まさしく「方向」でした。

この機械を車体から取り外したものが、

浜松工場で展示されていました。電源がつながっているので、“くるくる”と幕が回り、行き先表示が変わります。
「こっちの方が良かったのに」と思うのは、自分だけでしょうか?

しかし!通勤型や近郊型電車では、まだまだ「方向幕」が頑張っております。
更に、地方のローカル列車に至っては、

(指宿枕崎線、山川駅にて)
昭和50年代に製造された車両(キハ47形)、側面の行先表示は“幕”ですらない、素晴らしい!

昭和20年代半ばに造られた車両には(リニア鉄道館展示車両)

昭和10年代前半に至っては、

(モハ52形式電車、同じくリニア鉄道館展示)
右読み!ノスタルジックですね。
遠からず、方向幕も同じように懐かしむときが訪れるのでしょう。

パンダ?グラフ


上野動物園のパンダちゃんも元気に成長し、名前も「シャンシャン」ちゃんと決定。
無事、成長し続けてもらいたいですね。
一応、関西圏の人間としては、パンダに関しては「和歌山アドベンチャーワールド」がすごい、とだけは付け加えておきます。
ちょっと古いですが、2005年8月23日に生まれた幸浜(2010年3月に中国へ)とお母さんの梅梅(メイメイ)

なんと愛らしい親子(ウンチはごめんなさい)

だれかは不明、どっちかは幸浜のお父さんの永明かと。後姿さえ、かわいい!

何の話だっけ・・・、そうそう
新幹線の屋根に付いているものは、パングラフではなく、パングラフです。
近くで見るとこんな感じ。

パンタグラフの“上げ下げ”を体験できるコーナー。
エア(空気圧)を使って“上げ”ます。
その役割は、架線を流れる電気を取り入れる集電器。家電で言えば、コンセントプラグ。
0系のひし形パンタグラフと比べると、形が全然違いますし、1編成あたりの取り付け数も減りました。

(京都鉄道博物館に展示されている、0系新幹線パンタグラフ)

この形になった理由は、騒音(風切り音)対策
パンタグラフの空気抵抗を減らすために、各社がしのぎを削っています。
九州新幹線では、こんな形(800系)

山陽新幹線の500系も、以前は独自形状のパンタグラフを採用していました。

(京都鉄道博物館にて)

加えて、東海道新幹線「のぞみ」の場合、パンタグラフの数を2個まで減らし、屋根に特高圧ケーブルを通して各車両(16両)に電気を配ります。見た目には“超タコ足配線”ですが、心配いりません。画像は、車両連結部のケーブルヘッド。

0系のように、いくつものパンタグラフを“バチバチ”スパークさせながら走り去る姿はもう過去のもの。
このスパーク、架線からパンタグラフが離線・接線する際に発生するそうですが、架線には交流25.000ボルトの電気が流れています。
この特別高圧電力には注意が必要、その話は次回に。

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