夏子さんとの別れからちょうど1年、夏子さんとパパの“かくれんぼ”は今も続いています。
数日前、ママが冗談で「次はこの子だね」と指さしたのは、AI搭載の「アイボ」でした。
12年ぶりに復活したソニーの「アイボ」
家庭用ロボットの先駆けとなったペットロボットです。
誕生は、夏子さんの生まれる前の1999年。
すでに先代ビーグル“もも”がいたので、「ペットロボットなんて」と言いつつも、病気しない、死なないペットとしては羨ましく思った記憶が。
ところが、2006年に生産中止が決まりアフターサービスも終了すると、アイボにも死が訪れることに。
先日(1月11日、午前11時1分)復活したアイボは、クラウドと連携して成長、育て方で性格やしぐさも変化して個性を獲得していくみたい(まるでタチコマ?)
2時間の活動に対し、3時間の睡眠(充電)が必要とありましたが、本物の犬も1日の大半を寝て過ごすのでペットとして何の問題もない。
価格は税別19万8000円と、夏子さんよりはずいぶんお高いですが、
正月明けに行ったペットショップには、
フレンチブル(♀)税別55万円、
マメシバ(♀)税別60万円など高額の子犬たちが・・・。
彼女たち(メチャクチャ可愛かった)と比べれば「安い」と言うことか?
加えて、アイボとの生活や成長のために必須なクラウドサービスが、月々2980円(税別)
これも、ペットフードやおやつ、お薬やトイレシートなどの費用に比べると安いと言えるのでは。
犬の一生を世話すると、軽自動車から普通車1台分の費用がかかる(犬種により異なる)のですが、それだけの価値は十分ありますね。
とは言え、アイボと違い犬は匂うし、毛も抜ける、おしっこもウンチもする。
生き物だから病気やケガもする(アイボも故障するか・・・)
(これはただの深爪ですが)
色々大変ではありますが、あの温もりや感触は今のところロボットでは得られない。
でも、イラストのような、愛犬の個性や性格をインプットできるペットロボットが誕生すれば買いたい( ^ω^)・・・、夢物語ですが。
しかし、もはや夢物語ではないのが1000万円で愛犬をクローン複製するという韓国のお話し。
自分にとっては非現実的な話ですが、将来、倫理的な問題や技術的な問題を解決したクローンペットが日本でも生まれるのかもしれません。
大切なのは世話すること?
いずれにせよ、生き物とは(アイボでさえ)いつか別れの時が訪れるもの。
受け入れ難いことですが。
だからこそ悔いのないよう一緒に過ごす時間を大切にしたい。
たかがペットなのですが、世話を通して得るもの、学ぶことは計り知れません。
可愛いだけでなく、主人が与える世話に応じて成長するペットロボットであれば、高いお金を出して“飼う”価値があると思います。
新しいアイボは、先代より愛されるペットロボットになっていくのでしょう。
(アイボが誕生した午前11時は、夏子さんが旅立った時間と同じなので、個人的にも応援したいです)
報告・今も匂う夏子さんの爪
以前ご紹介した「爪から夏子さんの匂いがする」の件ですが、1年が経過した今でも臭い続けています。
匂いが薄れる様子もなく、カプセルの蓋を開けるとハッキリ匂います。
小さな容器に密閉しているため、長く匂いが保たれているのでしょう。
ただし、傍から見ると“怪しい人”に見えるので注意が必要です。