昭和の照明器具

時代の流れとLED電球の登場で姿を消した、昭和レトロな照明器具をいくつかご紹介します。
毎度のことではありますが、
話があちこち飛びまくり、収拾がつかなくなるかも( ^ω^)・・・。

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インテリア蛍光灯


蛍光管と照明器具からなる、昭和の代表的な照明器具。
蛍光管にはいくつか種類があって、主なものは直管形環形
特に、ほぼ絶滅したに等しいのが、
直管形蛍光管を使用したペンダントライト(吊り下げ式)

“平和荘”や“寿荘”といった、昭和のアパートの部屋にピッタリなタイプ。
環形より古くからある直管形タイプは、全体的にデザインが地味だった気がしますが、これはビタミンカラーの東芝製。製造は昭和40年代?
当時は、ビタミンカラーの環形蛍光灯が人気でしたね。

蛍光管用の照明器具にも種類がいくつかあって、この時代は「グロースタート式」が最も一般的。
点灯時にグローランプ(点灯管)を使用するタイプで、点くまで数秒のかかるのが特徴。

ペンダントライトは、現在でもインテリアライトの主流ですが、そのデザインは環型蛍光灯の流れを引き継いでいます。
一方の直管形蛍光灯は、主にシーリングライト(天井直付け式)として発展していきました。
そのため、直管形蛍光管を使用したペンダントライトはめったに見なくなりました。

デスクライト


卓上式

白熱電球を使用した、卓上式ライト。
オレンジはナショナル製、グリーンはサンヨー製です。
蛍光管(直管形)を使用したものも広く普及していました。
卓上式の元祖は、昭和の刑事ドラマに出てくるアルミ製セードのあれでしょうか?
(刑事が取調室で、さっさと吐かんかコラー!と威圧しながら容疑者にライトを向ける場面)

西洋風インテリアの登場に合わせて、照明器具のデザイン性も向上していきます。
もちろん、外観だけでなく機能性も向上し、白熱電球モデルは、明るさを調整できるようになりました。
現在使用しているナショナル製とサンヨー製は3段階調光ですが、学生時代に使用していたシャープ製は、レバー操作で無段階に調光できるものでした。

ただ、操作盤だけを見ると、まるで“扇風機”です。

アーム式

取り付け方法により、クリップ式とクランプ式に分類されることもあります。

シャープ製、取り付けはクランプ式。
学生時代からの付き合い。白熱電球を使用した照明器具はめったに故障しないため、自然と長い付き合いとなります。
奇抜な色やデザインのブームが去り、シックなデザインに移行する過渡期に製造されたモデル。
「Campus80」というモデル名から分かるように、学生向けのシンプルモデルで機能性を重視。
一般的なデスクライトは60Wでしたが、“もっと明るいライトはないか”と探して見つけたのが、80Wタイプのこれ。
現在は、電球形蛍光灯を取り付けて使用。
電球形蛍光灯の登場で、あえて80W対応器具を選んだ意味がなくなったわですが(>_<)
さらには、LED電球の登場でますます存在意義をなくしたCampus80なのです。
しかし、最も気の毒なのは、

電球形蛍光灯。
LED電球に活躍の場をあっという間に奪われて・・・、ミニディスク(MD)とイメージが重なります。
蛍光灯全般と白熱電球及び照明器具は、小電力&長寿命のLED電球への移行が進むにつれ、生産終了となるようです。

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中古照明器具の注意点


蛍光灯

オークションサイトに出品されている蛍光灯を見ていて、ちょっと気になることが。
それは、商品説明に「周波数」の記載がないこと。
家庭用電気製品には定格周波数と言うものがあり、日本には50Hzと60Hzの2種類あるのです。

たいていの家電は、どちらの周波数にも対応できるのですが、蛍光灯器具(一部の機種を除く)は、地域に応じたものを使用しなければ故障や発火の恐れがあるのです。

自分は親が“転勤族”だったので、子供ながらに周波数の存在を学びました。
最近は、LED電球の普及などもあって周波数を意識しなくなっているのかも。
中古の蛍光灯器具を購入する際は周波数のご確認を!

もう一つ気になることは、蛍光灯の「ジー」の音。
これは器具内部の安定器の不良で起こる音ですが、近くにあるパソコンの「ペンタブレット」(マウスの一種)に影響が出ることがあります。
古いペンダントライトを設置する際はご注意を!

白熱電球器具

その名の通り“熱”を発する照明器具なので、使用時には注意が必要です。
特に安全装置の付いていない古い卓上タイプは、子供やペットが器具を倒してもライトが点きっ放しなので火災の恐れが。
アーム式もジョイントが緩むとヘッドが勝手に下がってきます。

ライトがもたれかかって溶けたパソコンモニター。ここに可燃性のものがあったら・・・、燃えていたかもしれません。
古いアーム式は、こまめにジョイント部のネジを締め込みましょう。

LED電球への交換

以前は、ワット数の制限を守り、照明器具に電球の口金がはまればOK!だったのですが、従来型の器具にLED電球を取り付ける際は、そう単純にはいかないようです。
特に、従来型直管形蛍光灯に直管形LED電球を取り付ける際は注意が必要、専門家に見てもらった方が無難です。
白熱電球器具LED電球を取り付けることは基本可能ですが、調光機能付き器具には一般的なLED電球は取り付け不可です。
調光器対応LED電球もあるようですが、対応の範囲は製品ごとに異なるようです。

因みに、LED照明器具には、

と注意書きが。

最後に


昭和の家電の多くは現役から退きましたが、照明器具はまだ現役で活躍している貴重な存在。
そのせいか、コレクションとしての価値は低いようです(数百円で買えるものもある!)
いずれ、白熱電球や蛍光管は姿を消してしまうでしょうが、代わりに昭和の照明器具に寄り添ってくれるLED電球によって、これからも実用品として生きながらえることを願っています。

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