1年延長されるほど好評だった「500 TAPE EVA」(新幹線エヴァンゲリオンプロジェクト)
その次に登場したのが「ハローキティ新幹線」・・・、なんでキティちゃん?
どちらもベースになったのは、山陽新幹線500系「こだま」
今回は、コスプレ路線でさらに人気上昇、新幹線500系電車のお話です。
新幹線エヴァンゲリオンプロジェクト「500 TYPE EVA」
個人的には、完全に乗り遅れたエヴァ500(>_<)
(夏子さんのことで色々あったので・・・)
ただ、運行終了後にエヴァ500の余韻?
「京都鉄道博物館」の500系ラッピングエヴァに遭遇!
500系先頭車(521形)のトップナンバーに、エヴァ・ラッピングを施したもの。
しかし、実車エヴァ500はラッピングではなく、塗装!
2Fで開催されていた「エヴァンゲリオン 特別展」にて。
エヴァ・パーサーさん専用のエプロンも。
※エヴァ500ラッピングは、2018年5月7日に終了しています。
「ハローキティ新幹線」
(新大阪駅にて、ハローキティ新幹線「こだま」741号)
エヴァの後だっただけに、“キティちゃん”には驚いた!
可愛い500系が想像できない・・・。
でも、プロジェクトストーリーを知ると、キティちゃんにも納得!です。
⇒ハローキティShinkansen JR西日本
エヴァ同様、この車両もラッピングではなく、塗装が施されていました。キャラクター部分はステッカーのようでしたが。
車体にデザインされている“リボン”には、西日本の8つの地域を「つなぐ・結ぶ」という意味が込められているそうです。
大阪・兵庫・岡山・鳥取・島根・広島・山口・福岡、の8地域。
(夏子さんは、山口と福岡以外は旅しました)
8両編成の車両ごとに、各地域のキティちゃんが描かれています。
そう言えば、キティちゃん、旅先や観光地でよく見かけますよね。
お土産の定番、全国47都道府県を網羅する「ご当地キティ」です。
ストラップ(左から、伊良湖、瀬戸大橋、出雲)
地域を観光アピールするキャラクターとして、すでに定着していたキティちゃん。その実績が買われ、新幹線に採用されたのかも(勝手に推測)
外装だけでなく、1号車には各地域の魅力・商品を紹介する特別展示スペースがあり、イベントも行われます。
2号車は、内装もキティ仕様に変更された「KAWAII!!ROOM」(自由席)に。
特別料金は必要なく、自由席特急券で乗車・体験できます。
学期中の平日なら、ゆったり乗車できそうでした。
ハローキティ新幹線に乗るなら、駅弁は・・・、
淡路屋の「ハローキティ新幹線弁当」でしょうか?
新幹線500系電車とは
(姫路駅にて)
1997年(平成9年)3月にデビューした500系。
高速化にこだわったJR西日本の車両で、当時の世界最速300Km/hでの営業運転を実現。
設計最高速度は、320Km/h。
高速性能を追求した車両であったことは、一目瞭然です。
高速走行時の騒音低減対策として、専用に開発されたものが・・・、
一般的なひし形パンタグラフ、シングルアームパンタグラフとは全く違う動作をします。
その様子は、「京都鉄道博物館」で見学できます。
「のぞみ」として東海道新幹線東京駅にも乗り入れていたものの、N700系の登場により撤退。
その後は、車両編成を16両から8両に減らし、山陽新幹線「こだま」に転用され、最高速度も285㎞/hに落とされます。
さらに、
あの500系オリジナルの翼型パンタグラフが撤去され、シングルアーム式に変更。
見えないところにあった、例の“角”静電アンテナも現れました。
新大阪側先頭車(8号車)には、ちびっ子運転台。
ノーマル500系も、高速化の呪縛から解かれ、ずいぶんマイルドになりましたね。
JR西日本は、2020年以降の次期新幹線の車両には、JR東海の「N700S」を採用する方針-とあったので、500系の引退もそのあたりになるのかも?
これが乗り収めになるのか・・・。
500系の車内
特徴的な丸みを帯びた500系の車体。
高速化を意識し過ぎた?500系、車内はちょっと狭くなってしまいました。
他の新幹線と比べると、
(九州新幹線オリジナルの800系、2列+2列席)
現在の500系「こだま」は、座席はチョットきついけど・・・、速度はゆったり?時速285キロ。
コスプレして、西日本を応援!(豪雨災害からの復興のためにも)
まだまだ頑張ってもらいたい!と願うばかりです。
姫路駅
姫路駅は、新幹線が高速で通過することで有名。
午後2時すぎ(14:13)、自由席特急券を購入して、姫路駅に入場。
音もなく近づいてきたと思いきや、轟音と共にあっという間に通り過ぎてゆく様は圧巻!
改めて、整備士・保線作業員さんの重要性を認識!
見ていると、あっという間に時間も過ぎていきます。
駅ホームからは、世界文化遺産・国宝 姫路城も見えます。
その後、16:22発の新大阪行きの500系「こだま」に乗車。
新大阪駅を出る際、自動改札で引っ掛かりました。
姫路駅改札通過から時間が経過し過ぎていたため、“不正乗車の疑いあり”だからです。
(撮影した画像・撮影時間など証しがあれば、問題なく出してもらえます)
正しくは、入場券で入場・退場した後、きっぶで再入場すべきだったのでしょう。