平成の原付バイクースタンドアップ・タクト

“昭和の原付バイク”シリーズで取り上げてきたホンダ・タクト。
今回の5代目タクトの発売は、平成元年の1989年(3月)、
“平成の原付バイク”ということになります。
平成の30年間で、8代目まで進化したタクト(途中ブランクあり)
平成のトップをきった5代目には、後々受け継がれる世界初の新機構“スタンドアップ”が搭載されていました。

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便利なサイドスタンドの落とし穴


原付スクーターには、センター(メイン)スタンドが標準装備。これがないと駐車できません。
“どっこいしょ”と自分の体重と反動を利用してバイクを持ち上げ、スタンドを掛けます。

ちなみに、
初代タクト(セルなしDX)で車両重量53Kg、
4代目メットイン・タクトでは65Kg。

見た目にも“カッコ悪い”自力スタンドアップから解放してくれるOPが、
サイドスタンド。


(ヤマハ・トライ、アクセサリーカタログより)

バイクに乗ったまま、左足で簡単に出し入れでき、カッコよく降車可能!
駐車中のスクーターもちょっと斜めってカッコいい!のですが・・・、
過去に、このサイドスタンドで大失敗した苦い経験が(>_<)

バイトで出前に向かった先で(またか・・・)

イラストでは、ヤマハ・パッソルになっていますが、実際の車は、「スズキ・ハイ」というハイパーなスポーツタイプ・スクーター。
しかも、納車から三日ほどのピカピカの新車!

到着後、バイクに乗ったままインターホンを押してお客さんと会話。
そして、エンジンを切らずに、サイドスタンドでハイを停めスクーターの右側から降車
(インターホンで会話するため、左側いっぱいにスクーターを寄せていたため)
ところが、家の前が緩い坂道になっていたため、降りた瞬間、ハイが少し下がりだした!
とっさに、つかんだものの・・・、
それは、ハンドルの右側、つまりスロットル!

ハイパワーな上、空車の状態で“フルスロットル”になったハイは、目の前で宙を舞い生垣へダイブ!
突っ込んだ先が生垣だったことが幸いし?大きなダメージは受けなかったものの、新車がキズだらけに。
店の女将さんは、お気に入りのハイの無残な姿に“絶句”
(本当に申し訳ありませんでした)

バイクと離れるときは、必ずエンジンOFFを!

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世界初(量産市販車)の電動式オートスタンド


5代目タクトの通称は“スタンドアップ・タクト”
キー操作ひとつでスタンドアップ機構が作動、センタースタンドが掛かります。
サイドスタンドはもう不要?



(当時のカタログより)

ビッグメットイン


4代目の“メットイン”は引き継いだうえで、さらに容量UPで進化。
容積が20Lから22Lに。
なのに、ガソリンタンクも4,6Lから4,8Lに容量UP。

メットイン・タクトについては⇒こちらで

このビッグ・メットインスペースが、ボディーデザインに大きな影響を及ぼすはずですが・・・。

スレンディーライン


Sleek(なめらかな)&Blended(調和のとれた)のデザインテーマから生まれたスタイル、“SLENDY”LINE。とくにリア回りは斬新な美しさです。
(プレスインフォメーションより)

確かに、歴代タクトの中で最も“お尻”がセクシーではないかと。

個人的にですが、乗り物のデザインで気になるポイントは、リアのデザイン(特にテールランプ)
人気の車や鉄道車両は、必ずと言っていいほどテールランプに特徴があります。
その話は、またの機会に!

走りも進化したスタンドアップタクト


世界初のスタンドアップ機構を搭載した5代目タクト。
今回のモデルチェンジは、新装備に注力したのかと思いきや・・・、
パワーユニットも新型エンジン搭載で6,0PSにパワーアップ。
とは言え、昭和のような“やんちゃな走り”と言うよりは、余裕のある走り「実用走行域(低~中速)」のパワーアップを図ったものでした。
時代を反映し、装備も走行性能も充実した“バブリー”なスクーターだったのですね!(^^)!
6代目タクトもお楽しみに!

6代目タクトはこちらから⇒平成の原付バイクーライフアップ・タクト

お尻がセクシーなスタンドアップ・タクトでしたが、
初代?夏子さんのお尻も負けてない!



 

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