たかが草刈機と侮ることなかれ④ーチップソー

森班長に買い物を頼まれ、仕事帰りにホームセンターに立ち寄ったお二人。
お目当ては、刈払機の替刃4枚(チームの人数分)と・・・、
替刃にもいろいろ種類があり、どれにしようかと迷ってしまいます。
消耗品なので、安く済ませて経費を浮かせたいところではありますが・・・、

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ピンキリのチップソー


1枚5,000円以上するものから2枚で1,000円ほどと、価格に幅のあるチップソー。
だれもが一度は手を出す?安価なチップソー・・・、
そして後悔する(>_<)
おろしたての切れ味はなかなかですが、石や岩に弱くあっという間にチップが砕け散ります(>_<)
チップに粘り(耐久性)が全くないためかと。
例えるなら、カミソリの刃。

森班長のリクエストは、メーカーはツムラバクマで、値段は3,000円クラス
このクラスなら、チップに粘りがあり石や岩で砕ける(割れる)ことはありません。

カミソリのような鋭さはありませんが“良い切れ”が長続きします
例えるなら、包丁。
下刈りのような酷な環境でも、半日は持ちます(1日作業で2枚準備)
恐らくですが(使ったことがないので)5,000円以上クラスになると、カミソリのような切れ味と包丁のような持続性が両立されるのではないかと。

とはいえ、高級チップソーでも金属(鉄柱・フェンス柱・グレーチング)には弱い!
(学校や市有地など公共の仕事では鉄系障害物多し!)
まともにヒットすると、連続でチップが飛び使い物にならなくなります。
3連続でチップが飛ぶと明らかに分かるブレ(振動)が生じ、それ以上で耐えられないブレになります。
応急対策で、対角に位置するチップを同数飛ばしてバランスをとることもできますが・・・、
長年の経験から、森さんは3,000円クラスが妥当だと考えたようです。

ディスクのサイズは230㎜と255㎜


一般的には、刈払機のエンジン排気量で使い分けます
24,25㏄を境に、上は255㎜(左)下は230㎜(右)

(買って後悔の2枚で980円系です)

森さんたちは、別の理由で230㎜を使用しています。
下刈り現場つまり植林地が、やや密植(5,000本/ha)ゆえ小回りの利く230㎜が適しているから。
計算上は苗木1本あたり2㎡ということで、間隔は√2で約1,4mということになりますが、地拵えでできたズミや岩場などを除外すると残りは半分程度。
結果、苗の横間隔は1m弱となります(上下幅は斜距離で長くなる)
その間に大木の切り株などがあるわけですから、刈払機の振り幅はさらに狭まります。
チーム森では、機動性の高いループハンドルに小径軽量230㎜ディスクの組み合わせがベストです。

ついでにチップソーの目立て


7,000回転/分ぐらいの刃物研ぎ専用グラインダーがベストですが、木工・鉄工用でも代用できます。

(日立工機の低速高トルクタイプ、いつの間にかブランド名がハイコーキに)

回転が9,000~12,000回転/分と高めなので、研磨面が赤い高温状態にならないよう小刻みに当てます(焼き戻りでチップが鈍らになります)
砥石は、ダイヤモンドディスク(1枚1,000円弱)を使用し、チップの上側だけ研磨します。

チップはチョンチョンに尖らせなくても大丈夫、削りすぎるともったいないので。
ソーチェーンの目立てと違い、コンマ何ミリというシビアな精度はいりません!(^^)!
とはいえ、目立てをするしないは、作業効率だけでなく安全作業にも影響します。
切れが悪いとディスクの回転を上げる→チップの摩耗や破損→さらに回転を上げる、の悪循環に。
高回転状態でキックバックを起こすと大変危険です!

通常、チップソー使用時のエンジン回転数は中回転(限りなく低回転に近い)
切れが鈍くなったら、早めに予備のディスクに交換します。

チップソーマーク?



何となくチップソーに見えなくもない?ありがたいこのシール。
お買い物のメインは、半額お肉の調達
夏場の下刈りを乗り切るための焼肉パーティーは、林業の定番!(^^)!
(だと思う)
ホームセンターで時間をつぶしたお二人、頃合いを見計らってスーパーへと移動。

森さんたちの地域では、焼肉と言えば鳥さん&ホルモンで、牛さんはなし。
外食したとしても、案外リーズナブルなのです。

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