たかが工具と侮ることなかれ①ーバッテリー工具

林業でも労働の省力化が進みつつあります(試行錯誤の段階ですが)
前回登場の電動クサビもそうですが、木材業界の川下[工務店・大工さん]で活躍しているバッテリー工具のおかげ。
他力本願ではありますが・・・、同じ業界[林業は川上]ですから!(^^)!

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ニカド電池とニッケル水素電池


1990年代の充電式工具には、「ニカド(ニッカド)電池」が使用されていました。
その後「ニッケル水素電池」にバトンタッチします。

塗装業時代に使っていたマキタ製DC12Vインパクトドライバー、大工も使うプロ仕様(仕事の内容的に大工さんと同等かそれ以上の性能が必要)
ニカド/ニッケル水素電池、両方使える優れもの。
あまり使わなかったので(>_<)とてもきれい!
(デカいし、重いし・・・、足場の上から落としたら大変)
使ってる塗装職人さんも多かったのは確か。
建築では主力となったバッテリー工具。
しかし、川上[林業]まで遡上するほどのパワー・容量には至ってはいませんでした。

リチウムイオン電池


リチウムイオン電池の登場で、主力はDC12VからDC18Vへパワーアップ

狭い場所での操作性を高めるためコンパクト&軽量化も進みました。

結果、携帯性もよくなりペンキ屋でも使いやすくなった!
(そこは林業で!と言うべきか)
18Vで落ち着くのかと思いきや、DC36VやDC40Vとさらなるパワーアップが続きこの先どうなるかよく分かりません。

ただ、リチウムイオン電池のおかげで川上へとやってきたバッテリー工具!
電動クサビも使用可能になりました(適合インパクトレンチは18V~)
18Vのドリルドライバーを使用した、
植栽用アシストドリル「植穴名人(しょくあなめいじん)」なるものも誕生!

これは植林作業の省力化のため、穴掘り作業を機械化しようという試みです。

自分は深植え派でしたので、穴掘り機は大歓迎です!(^^)!
浅植え派は「こんなもん!」と取り付く島もないかも。

「林業新知識」2022年8月号にて紹介されていますが、記事やデータを見ていると18Vより40Vの方が効率が良いように思えます。
(重さとパワーのベストバランスで18Vに落ち着いたのかも)
またドリルドライバー以外にも、インパクトドライバーやハンマードリルではどうなのかと色々気になるところです。
ひとりひとりが穴掘り機を使いつつ植え付けもするのか、穴掘りと植え付けを分業制にするのか(穴掘り3:植え付け1)など段取りが面白そう。

植林作業は苗の運搬にドローンを活用したりと、作業負担の軽減=作業コスト削減を目指しています。
育林コストを下げないと、再造林が進まないので!
次にどんな機械が登場するのか楽しみです。

18Vリチウムイオン電池があれば、グラインダーでプロセッサの枝払いカッターの刃研ぎに使えますし、スクリュードライバーで法面補強の木組みに使える。
いちいち発電機を持ち出す手間が省け、電源コードからも解放されます。
もちろん、夏は空調服で快適に!
メーカーと電圧をそろえておけば、バッテリーの使い回しができ無駄にならないですね。

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