昭和の軽自動車ースズキ・フロンテ

カーナビがなかった時代、杉山さんのような優秀なナビゲーターがドライブには欠かせない存在でした。
ナビゲーターには・・・、
地図を正確に読めること
車酔いしないこと(たいていは走行中地図を見ていると酔う)
迷ったら、地元民にためらいなく聞ける積極性(コンビニやガソリンスタンドが望ましい)
が求められました。
このお話、前回の続き(林さんのキャリィ大修理)と何の関係が???
(全くありません)

スポンサーリンク

スズキ・フロンテ(5代目)


今回のドライブの足は、「スズキ・フロンテFS-G」
「フロンテ」なんか知らない・・・、という方も「アルト」はご存じのはず。
1979年初登場の「47万円アルト」は、5代目フロンテから枝分かれした姉妹車です。
パッと見同じに見えますが、ドア数が違います。
5ナンバー乗用のフロンテ、4ナンバー貨物のアルトというすみ分けです。

平成元年、妹分のアルトが姉貴のフロンテを吸収、一本化されます。
現在、街中で見かける5ナンバーアルトは、本来ならフロンテと呼ばれているはずなのです。
フロンテには「フロンティア(先駆者)」という意味が込められているそうですから、
「あとはアルトに任せたよ」という感じでしょうか・・・。

そういえば30年前にも・・・


現在でも現役の林さんのキャリィ(1985年式)
5代目フロンテと同世代、つまり同じエンジンを積んでるのです。
「F5A」という形式のエンジンです。
前回は、キャリィのオーバーヒートなどなど大修理のお話でしたが、修理のためシリンダーヘッドを分解して分かったことが・・・、
「F5Aエンジンは結構アバウト」ということ。



正確に言うと、後継の「F5B」の整備マニュアルと比べると、手順が“大雑把”
(組み立ての際のボルトを締める順序やトルク指定など)
整備士さん曰く「この時代の軽自動車には今ほどの耐久性は求められてなかったので」

そういえば・・・、
「30年前のフロンテもキャリィと同じクーラント漏れを起こし、オーバーヒート起こしたっけ」
当時は、修理する余裕もなかったので水を継ぎ足しながら乗ってました(>_<)
ウォーターポンプが壊れた時は、さすがに放置できず5万円(当時)ほどかけて修理しましたが。
製造から6年~8年、3万キロ走行程度で水回りにガタが来るのも昭和の軽ならでは?
40年近く経ったキャリィが、あちこち不具合を起こすのも仕方ないか・・・。
これからスズキさんの旧車にお乗りになるなら、耐久性がアップしパーツも入手しやすい“F5Bエンジン”以降がお勧め!(個人的な意見ですが)

安全に楽しいドライブを


フロンテは4人乗っても余裕があり、当時としてはよくできた車でした。
さすがアルトの姉貴です!

マニュアル4速ながら、キャリィと違って高速道路もOK!
往復500Kmぐらいなら日帰り遠出も全く問題なし!
水回り(冷却系)がもう少し丈夫なら・・、良かったんですがね。
以降、「F5B(ターボ)」「F6A」「K6A」と乗り継いできましたが、冷却系のトラブルは一切なしです。

フロンテの最期は、故障ではなく「大クラッシュ」(全損事故)でした。
きっかけは自転車の飛び出しでした。
結果、フロンテは車体がくの字に折れ曲がるほど大破、国道のど真ん中で走行不能に。
(シートベルトのおかげで無傷、このとき走馬灯のようなものを初体験)
数人のドライバーに手伝ってもらい道路わきに移動させていたところ、
リア側を担いでいた人が大声で「ガソリンが漏れてるぞー」
急いでみなさんフロンテから退避。
しかし自分には思い当たる節があったので、確認に戻ると思った通り「これ水です」
そう、衝撃でラジエター補給水を入れたポリタンが破裂し漏れてました。
あっけない最期でした。

森さんたちは、フロンテで安全なドライブを楽しんできてください!(^^)!

スポンサーリンク