昭和の軽自動車ーバッテリー上がり

キー閉じ込めトラブル(前回のお話)を昔ながらのワイヤーハンガー作戦で切り抜けた森さんたち。
今度こそ出発かと思いきや・・・、
キーを回しても「カチッ」と音がするだけでエンジンがかかりません(>_<)
「バッテリー上がりやね」と林さん。
昭和ならではのトラブル第2弾は、バッテリー上がり!
その主な原因は・・・、

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ライトの消し忘れ


日中にライトを点けると(トンネルなど)ついつい消し忘れる・・・。
「ライト消し忘れ警告装置」がなかった昭和の時代、バッテリー上がりは日常茶飯事(言いすぎ?)
なので、真昼間にライトを点けて走る対向車には「パッシング」で知らせてあげるという助け合いの習慣があったのです。
現在は、車の進歩と安全のため「デイライト」する車も増えたことから、消灯を促すパッシングはしなくなりました。
他人の助けがない以上、昭和の車は自分で何とかしなければ・・・。
と思っていたら・・・、

(カーメイトさんの「カートロン」シリーズ)

古い(80年代?)アクセサリーパーツですが、たまたま手に入りました。
ほぼ同じものが、ブザーとダイオードの組み合わせで自作できるそうです(1000円以下)
シンプルですが素人には思いつかない装置。
何せ2本の配線コードを、両方プラス電源側(イルミ・アクセサリー)につなぐので!
普通ならショートしてヒューズが飛ぶところですが、微弱な電流ということで問題ないそう。
アクセサリー・イルミ共にONの場合は、マイナス回路がないのでブザーはなりません。
しかし、エンジンが止まりアクセサリーOFFになると、イルミ側の電気がアクセサリー側に流れブザーが鳴る仕組み。
アクセサリーON、イルミOFFの時は、ダイオード(電気を一方通行にする)の働きでブザーには通電せず音はなりません。

本来、見えないところにさりげなく設置する警告ブザーですが、今となっては珍しいのであえて目立つ場所に!

押しがけ


ほとんどが「MT車」だった昭和ならではの「押しがけ」

バッテリー上がりの車を、後ろから人力で押してエンジンをかける便利?な方法。
これも助け合いの精神で、周りの人が手伝ってくれます。
「困ったときはお互い様」
バッテリーが弱った車は、坂道の上に止めておくと押し手がいなくてもOK!
しかし・・・、
MT車がどんどん減って「AT車」ばかりになり、押しがけ文化もほぼ消滅。
でも大丈夫!
助け合いの文化は、とあるレスキューアイテムに受け継がれ・・・、

ブースターケーブル


バッテリー上がりに備え、常備していた「ブースターケーブル」

(右の「十字レンチ」も常備しておくと便利)

これは「助けてもらう」と同時に「助けてあげる」ことを想定したアイテム。
「ケーブル持ってませんか?」と助けを求められたり、バッテリー上がりを見つけると「ケーブルつなぎますか?」と声をかけることも。
相手の方が車が大きい(バッテリー容量も大きい)場合は、別の車が必要な時も。
バッテリー上がりは他人事ではないので、みな快く対応してくれたものです。

現在では車(バッテリーも)が進化して、「パッシング」「押しがけ」「ブースターケーブル」も必要なくなり、助け合いの機会も減少。
そのせいか?攻撃的な「あおり運転」なるものが増加!
走行性能、環境性能、安全性では現行車に劣る昭和の車ですが、思いやり運転復活には一役買ってくれそうです。

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