作業開始前に行う安全ミーティングを「ツールボックスミーティング(TBM)」と言うそうです。
(道具箱=ツールボックスの側で行われることが多いゆえ)
大手の建設現場では、「ラジオ体操」からの業務連絡(業者間の連絡・調整)
続いてその日の当番業者(または現場所長)による安全目標設定「~でヨシ!」
最後に「本日もご安全に!」で解散。
さて、林業現場では?
「林業体操」からの・・・、
国有林の現場で行われている「林業体操」腰痛予防の体操だそうで!(^^)!
体操はともかく・・・、安全ミーティングは是非に行ってほしい!
一日5分前後の安全ミーティングを侮ることなかれ!
チーム内で安全について語り合うことに意味(効果)があります。
ヒヤリハット体験を共有したり、安全意識やKY能力の向上はもちろん、
安全装備導入のきっかけになったり、事前対策や作業工程の見直しなどより本格的な取り組みに発展。
職場全体を巻き込む安全活動となれば(すべき)おのずと結果もついてくる。
(個人的な経験では、導入後連続無事故記録が100日前後から1年前後まで改善)
そこまで至らずとも、チーム内で1日最低1回でも“安全”を話題にすることが、
後に「あいつがヒヤッとした言ってたっけ・・・」となれば十分効果ありです。
「1ページ1話 ミーティングに使える 林業労働安全確保マニュアル」
チーム森では「ヒヤリハット活動」をもとに安全ミーティングを行っています。
ヒヤリハット報告用の書式を作ってしまえば、とりあえず始められるのでお手軽かつ効果的。
一例として:たかがチェンソーと侮ることなかれ㉙ーヒヤリハット活動
さらにもっとお手軽な方法が、
安全ミーティング用のマニュアルです(林野庁補助事業で制作)
無料でダウンロードでき、プリントアウトして現場で活用できます。
1ページにまとめられた題材をきっかけに、みなで現場の状況に合わせた安全対策を話し合えます。
シンプルに安全ポイントのみに言及しているため、型にはまらずチームで話し合うにはもってこい!
作業別題材だけでなく「安全のための作業計画書」や「ヒヤリハット報告書」の書式なども用意されてますので、今すぐ安全ミーティングを始められます。
どうぞご活用ください!
ダウンロードはこちらで⇒林業改良普及協会ダウンロードページ
今回表紙に選ばれたイラストですが・・・、この方どこかで見たような・・・。
ひーちゃんもついにメジャーデビュー!?
安全確保マニュアルのイラスト作成で関わらせていただいた流れで「林業新知識」6月号の表紙イラストを描かせていただくことに。
イラストテーマは「これからの林業を支える若者の躍動」です。
この号は、今回の安全確保マニュアルの特集記事が掲載されます(すでに発行済み)
と言うことで、FW1のひーちゃんを参加させたいと思いまして・・・。
(次回に続く)