昭和の軽自動車―アルミホイール

〈スーパーキャリィは二人乗り、定員オーバーです!〉
旧車を卒業し、ひとり新車に乗る森さん、
「やっぱ・・・ハンドルとチェンソーは軽い方がいいね~」
ちょっとカチンときた林さん、
「スギちゃん・ひーちゃん・・・この週末は解体屋をまわるよ!」
「???だけど・・・了解っす!」
(昭和の人以外には意味不明?)

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「おっちゃん!これちょーだい」


最近は「ヤード」と言うようですが、昭和ではそのまんま「解体屋」です。
昔は解体屋ばかり集まってる地域があって、
そこには解体を待つ廃車がたくさん=パーツの宝庫だったのです。
売れそうにない部品はタダ(または同然)でもらえたりして!(^^)!
昭和の解体屋にタイムスリップした3人、
「宝さがしみたいで楽しいでしょ」と林さん。
ただ古き良き時代も長くは続かず・・・昭和の終わりごろには、
リサイクル品で商売する業者も増え「そりゃ高いよ!」みたいに(>_<)

「ところで今回探すお宝ってなに?」


「アルミホイールよ」
径は12インチ、ただしホイールピッチがそれぞれ違うので、
「わたしはPCD114.3・・・スギちゃんは100・・・ひーちゃんは110よ」
あとオフセットも気にしておかないと「タイヤが回らん!」てなことも。

「何で鉄チンからわざわざアルミに換えるの?」とスギちゃん。
「重ステ(パワステではないこと)が軽くなるんよ!」
現在では、見た目の良さでアルミホイールがチョイスされますが、
パワステのない旧車にアルミをはめると、〈バネ下重量の軽量化=ハンドルが軽くなる〉というメリットが。
「びっくりするぐらい軽くなるのよ」
それを聞いたスギちゃんとひーちゃん、日が暮れるまでマジでアルミホイールを探しましたとさ。

その数日後・・・、
林さん「ネットオークションで安い中古アルミ見つけたよー」
スギちゃん「最初からネットで探せばよかったじゃん・・・」

チェンソー・刈払機もパーツ交換で軽量化


手工具は先端部の軽量化が作業性に大きく影響します。
特に刈払機は、ディスク(チップソー・笹刈刃など)を長い操作棹の先に取り付けるため、軽量であるほど楽です。
そのため255㎜ではなく230㎜にしたり、軽量ディスク(穴あきタイプ)などをチョイス(エンジン排気量にもよりますが)
しかし、惰力が必要なケース(絡まりやすいつる系など)もあるので、
その際は「ジズライザー」(北村製作所)などを使用すると楽ちんです!

チップソーについては⇒たかが草刈機と侮ることなかれ④ーチップソー

チェンソーもガイドバーによって軽量化を!

左端のみ12インチ他は16インチ、
左2本はスプロケットノーズ、あとの2本はハードノーズ。
ハードノーズは標準とワイドの違い。
重さは左から、500g・590g・690g・840g

軽量タイプはスプロケットノーズになるかと思いますが、扱いにはそれなりの手間と腕を必要とするのでご覚悟を!

ガイドバーについては⇒たかがチェンソーと侮ることなかれ⑨-ガイドバー

おまけ:裏ワザ!重ステ⇒パワステ


そう言えばFW同期のSさんが、スギちゃんと同型のアクティートラック(ただし後期型)に乗っておられまして、彼は「ストリート」のパワステを車両ハーネスごとアクティートラックに移植!
スギちゃんもトライしてみれば!(^^)!

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投稿者: natsukopapa2017

動物と昭和と軽キャン好きのイラストレーターです。 林業(フォレストマネージャー)をしていたためその関係のお仕事が中心です。