ある週末の寒~い朝、
「予備機ゼノアのエンジンがかからん!・・・林ちゃん助けてよ~」と森さん。
電話で詳しく状況を聞いた林さん、
「しばらくお日様に当ててビタミンDを補給してみ!」
「ビタミンD????」
暑さ・寒さに弱いキャブエンジン
「初爆はたまにくるのにすぐ止まる」と聞き、キャブのポンプ・ダイヤフラムの劣化を疑った林さん。
硬くなったポンプを暖めれば何とかなるかも?と考え日光浴を勧めたのでした。
(ビタミンDは関係なし!)
結果、息を吹き返したゼノアG3701。
予定していた三又クヌギを無事伐倒し、薪用に短く玉切り。
(実はスターターノブも壊れ、急きょG3700のコイルカバーごと交換、見た目はG3700です)
そして気温が下がってきた夕方・・・、再びエンジンがかからなくなりました。
やはりダイヤフラムは要交換です(>_<)
機械に詳しい林さんがネットで調べたところ、現行G3401系と旧G37系のキャブが共通と分かり部品を注文。
後日、林さんがキャブを分解したところ、やはりポンプ/メタリング共に硬くなってました。
こちらも⇒たかがチェンソーと侮ることなかれ⑩ー続・エンジン始動
ダイヤフラム交換後はG3701も完全復活!であります。
たたくのもあり?
昭和のクルマや家電は、調子が悪くなると先ず“バンバンたたく”がセオリー。
機械式なので、不調の原因が接点不良であれば、たたけば復活したのです。
(ギガントの砲台もこの方法で解決!-「未来少年コナン」)
ゼノアの修理を終え、帰る林さんを見送る森さん。
すると林さん、スズキ・キャリィ(85年式)のメーターパネルをバンバンたたいてる!
林さん:「数日前からスピードメータが動かんのよ・・・」
森さん:「キャリィもビタミンD不足か・・・」
このお話は次回に続く。