EXPO’70大阪万博Vol.27ー松下館

スギちゃん「ひーちゃんそんな格好して・・・どこ行くん?」
ひーちゃん「タイムスリップで松下館」
スギちゃん「着物でないと行かれんの?」
ひーちゃん「別に・・・」

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和風の「松下館」


「松下館」を出展したのは松下グループ(現パナソニックグループ)
お仲間の「サンヨー館」と同じく「松下館」も和風パビリオン。
松下館のテーマは「伝統と開発」でした。

パビリオンの伝統美に馴染むよう、ホステスさんも着物ユニホームでお仕事。

(創業者松下幸之助氏とホステスさん「松下幸之助歴史館」にて)

レトロフューチャーやスペースエイジなデザインがあふれる中で“和風”は地味だった?
と思いきや、とんでもなく遠い未来!に向けて・・・。

「タイムカプセルEXPO’70」


松下グループの松下電器産業さんは、家電などモノづくりで、伝統を受け継ぎつつ新たなものを開発されるわけですが、
今回はそれらを文化遺産として後の子孫に残すため、毎日新聞さんと共同で「タイムカプセルEXPO’70」を製作。
そのタイムカプセル、開くのはなんと5000年後の西暦6970年!

パンフレットにあるように、埋設地は松下館のあった場所ではなく、大阪城本丸跡(大阪城公園)です。


(上:矢印は万博会場内「松下館」の位置 下:現在の様子)

まだ?55年しか経ってませんが、いまでもそこにタイムカプセルが眠っています。
では、スタンプを押して松下館とはお別れです。

現代に戻って「パナソニックミュージアム」へ


実物タイムカプセルのある大阪城公園はスルーして「パナソニックミュージアム」の「ものづくりイズム館」へ。
ここにもタイムカプセルが展示されてます。

(歩いて数秒のところにサンヨー館の「人間洗濯機」もあります)

ここに来るとタイムカプセルについての???がよく分かります。
カプセルはどんな造りになってる?

カプセルの中身は?

中身は5000年間も保存できる?

どうして大阪城公園に埋めた?

お隣にある「松下幸之助歴史館」にも万博ゆかりの展示が。

今年開催のEXPO 2025大阪・関西万博にも出展するパナソニックグループさん。
テーマは「モノの国」
EXPO’70のような5000年の未来ではなく、今のこどもたちの10年、20年、30年後の未来に関わることらしい。

あと今回は“並ばない万博”だそうで・・・。
あの帽子の出番はなさそうです。

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投稿者: natsukopapa2017

動物と昭和と軽キャン好きのイラストレーターです。 林業(フォレストマネージャー)をしていたためその関係のお仕事が中心です。