スギちゃん「ひーちゃんそんな格好して・・・どこ行くん?」
ひーちゃん「タイムスリップで松下館」
スギちゃん「着物でないと行かれんの?」
ひーちゃん「別に・・・」
和風の「松下館」
「松下館」を出展したのは松下グループ(現パナソニックグループ)
お仲間の「サンヨー館」と同じく「松下館」も和風パビリオン。
松下館のテーマは「伝統と開発」でした。
パビリオンの伝統美に馴染むよう、ホステスさんも着物ユニホームでお仕事。
(創業者松下幸之助氏とホステスさん「松下幸之助歴史館」にて)
レトロフューチャーやスペースエイジなデザインがあふれる中で“和風”は地味だった?
と思いきや、とんでもなく遠い未来!に向けて・・・。
「タイムカプセルEXPO’70」
松下グループの松下電器産業さんは、家電などモノづくりで、伝統を受け継ぎつつ新たなものを開発されるわけですが、
今回はそれらを文化遺産として後の子孫に残すため、毎日新聞さんと共同で「タイムカプセルEXPO’70」を製作。
そのタイムカプセル、開くのはなんと5000年後の西暦6970年!
パンフレットにあるように、埋設地は松下館のあった場所ではなく、大阪城本丸跡(大阪城公園)です。
(上:矢印は万博会場内「松下館」の位置 下:現在の様子)
まだ?55年しか経ってませんが、いまでもそこにタイムカプセルが眠っています。
では、スタンプを押して松下館とはお別れです。
現代に戻って「パナソニックミュージアム」へ
実物タイムカプセルのある大阪城公園はスルーして「パナソニックミュージアム」の「ものづくりイズム館」へ。
ここにもタイムカプセルが展示されてます。
(歩いて数秒のところにサンヨー館の「人間洗濯機」もあります)
ここに来るとタイムカプセルについての???がよく分かります。
カプセルはどんな造りになってる?
カプセルの中身は?
中身は5000年間も保存できる?
どうして大阪城公園に埋めた?
お隣にある「松下幸之助歴史館」にも万博ゆかりの展示が。
今年開催のEXPO 2025大阪・関西万博にも出展するパナソニックグループさん。
テーマは「モノの国」
EXPO’70のような5000年の未来ではなく、今のこどもたちの10年、20年、30年後の未来に関わることらしい。
あと今回は“並ばない万博”だそうで・・・。
あの帽子の出番はなさそうです。