「めちゃ地味なのにやたらと目立ってたパビリオンがあったらしいですよ」とひーちゃん。
「それ古河パビリオンよ・・・たぶん」と森さん。
「近未来的で奇抜なパビリオンが多い中・・・古代の七重の塔だったからね」
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テーマは「古代の夢と現代の夢」
古代の夢-東大寺七重の塔
(スタンプコレクションより)
前期のスタンプコレクション(スタンプ帳)には、工事中のパビリオンや設計模型の写真が載ってます。
写り込んでいる工事関係者の車両と比較すると、古河パビリオンの大きさが分かります。
科学万歳!にアンチテーゼ的な「太陽の塔」とは違い、テーマ“古代の夢”の象徴として建てられた古河パビリオン「七重の塔」
太陽の塔内部には「生命の樹」がありましたが、七重の塔内部にはエレベーターや階段を収めたコアが造られ、最上階(七層)は回廊式の展望台に。
塔外装は、木造ではなくプレハブ・薄鋼板・FRPでつくられたそうです。
(太陽の塔の“顔”も確かFRP製)
立派な造りゆえ、閉幕後に移築してほしいとの依頼が多数あったようですが・・・、
恒久的な建物として残すには莫大な費用が掛かるため、てっぺんの「相輪」だけが奈良の東大寺に譲渡されたとのこと。
閉幕後もレガシーとなった太陽の塔のようにはなれなかった・・・。
現代の夢-コンピュートピア
このテーマが展示されたのは、塔基台の下の“コンピュートピア”
グループの富士通さんのコンピューターを使用した参加型ショーでした。
当時の夢も身近なものとなり・・・、便利になった!ような?
現在の様子は・・・、
(EXPO’70パビリオン ペーパークラフトより)
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