EXPO’70大阪万博Vol.31ー富士グループ・パビリオン

「ねえ森ちゃん・・・古河パビリオンの七層展望台から見えたデッカイ風船みたいなパビリオンって何?」とひーちゃん。
「それは・・・富士グループ・パビリオンのことね」と森さん。
さらに「別名“エア・ドーム”確かに風船ぽいけど・・・仕組みはちょっと違うのよ」と。

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ニューマティック・ストラクチャー?




(EXPO’70パビリオン資料より)

ニューマティック何たらは、空気で幕を張り大きな空間を作り出す建築物の総称らしく、
富士グループ・パビリオンは「管圧式空気構造」とか「空気膜アーチ構造」とかに分類されるそう。
外径50mの円形ベースに、圧縮空気を送り込んだエアビーム(直径4m、長さ約80m)16本を中央から妻側にアーチ状に立てていき連結したもの。


ベースが円形なので、妻側にいくほどエアビームは高くなる“幌馬車形”となり、高さは最高で31mだったそう。

圧縮空気で立ち上がっているためドーム内部は開放的な空間に。

テーマは「21世紀へのメッセージ」



(現在の様子、たぶんこの辺り)

ひーちゃん「最近なつこパパ手抜きしてるよね」
森さん「大阪・関西万博開幕までにEXPO70の国内パビリオンを網羅したいんだろうけど・・・無理だね」
なつこパパ「はい・・・無理です・・・あきらめました」

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投稿者: natsukopapa2017

動物と昭和と軽キャン好きのイラストレーターです。 林業(フォレストマネージャー)をしていたためその関係のお仕事が中心です。