「小さいのはアカン!」と力説するマーちゃん。
「小さいながらもこれまで頑張ってきた」と擁護するひーちゃん。
このやり取りを「自分のこと!」と勘違いしてショックを受けてるスギちゃん。
マーちゃんが話してるのは、小型チェーンソー「ゼノアG3701〈37.2㏄〉」通称“サンナナ”のことです。
トライアル期間にあてがわれたサンナナの調子が悪いそうで・・・、
もっと大きいチェーンソーに替えろと訴えるマーちゃんです。
(扱う樹木の成長に合わせて使用するチェーンソーも大きくなるわけで、
さすがにサンナナの力不足は否めません)
ロングセラー“サンナナ”も排ガス規制対応で“サンキュー”に
2010年代の排ガス規制でサンナナはサンキュー(GZ3950EZ・39.1㏄)にバトンタッチ。
(サンナナをボアアップした“ヨンニー〈40.1㏄〉”も“ヨンサン〈GZ4350EZ・43.1㏄〉”に)
新型は排ガスをクリーンにしつつパワーアップを実現!
おかげで?ロングセラー&プロ御用達だったサンナナの居場所はもうない(>_<)
その修理となると、
パーツリストから部品を注文(すでにメーカーのリストににはサンナナはない)
中古パーツを探す(状態の良いパーツはない)
新型のパーツを流用する(新旧の部品適合の見極めがネック)
「やっぱ新しいチェーンソー買った方が早くない?」とマーちゃん。
ところが森さん、
「チェーンソーの修理も大事な仕事よ!先輩たちに教えてもらいながら直しなさい」

と言うことで、現行型のパーツを流用し修理することと相成りました。
午後になるとエンジン回転が不安定に
1年前、ダイヤフラム(メタリング&ポンプ/各ガスケット)を新品交換したはずなのに、午後になるとアイドリングが不安定になるサンナナ。
前回のお話はこちら⇒たかがチェンソーと侮ることなかれ㉜
燃料ニードルを調整しても効果なし。
「キャブを分解・清掃してみるか」とスギちゃん。
「新品ダイヤフラムがもう1セットあるけど・・・交換してみる?」とひーちゃん。

ダメもとでダイヤフラムを交換してみたところ・・・、なぜか復活です!(^^)!
前回交換時も最初は調子よかったので、しばらく様子見です。
このダイヤフラム、現行型「G3401EZ」の純正品です。
(後継機サンキューのエンジン・キャブ系のパーツは使えません)
G34はプロ用サンナナをセミプロ用に格下げしたモデルではないかと。
なので流用できるパーツが色々ありそうです。
後日、部品番号[T210006020]が分かり同一部品であることを確認、キャブ系はG34から調達できそうです。
燃料タンクからガソリンがダダ洩れ
「原因はグロメットの劣化やね」とマーちゃん。


(硬化してカチカチのグロメット)
G34は、燃料タンクの構造が大幅に変更されたため今回は除外。
外観(燃料タンク)がサンナナに近い「GZ3750」の燃料ホースASSYを注文。
(多分?「GZ3950 EZ」でも適合)

ただし見た目に大きな違いが・・・、

「ホースが1本多い・・・」
「サンナナにはなかったプライマリーポンプ用ホースだね
グロメットのサイズが同じなら問題ないよ!」とスギちゃん。
ホースを折り曲げロックタイ2本で止めます。

これで燃料漏れも収まり修理完了!
「自分で修理すると仕組みも分かるし・・・なんか愛着が沸くね」
マーちゃんの練習入門機としてまだまだ活躍できるサンナナです!
でもマーちゃんのトライアル期間が終わるころには役目を終え、サンキューかヨンサンにバトンタッチ!となるでしょう。
その後はチームの予備機としてがんばってもらいます。

追記
後でグロメットの部品番号[285134321]が分かり、新品で購入できると分かりました。
在庫限りかとは思いますが、オイルポンプなど主要部品もまだ手に入ります。
あと防振ゴム(ダンパ)は新旧変更なしです、ご安心を。