前回の「1ページ1話 ミーティングに使える 安全労働安全確保マニュアル」の特集記事が掲載された「林業新知識」6月号。
表紙イラストのテーマは「これからの林業を支える若者の躍動」
どこぞの世界とは違い、年配者がいつまでも居座ることのできない林業。
必然的に、ひーちゃんたち若者に頑張ってもらうしかないのです!
これからの林業を支えるひーちゃんたち!
チーム森では新人のひーちゃんですが、今回は経験3年目(FW3)という設定で登場!
ヘルメットは先輩のスギちゃんからの借り物で、資格シールがペタペタ!
右の男子が1年目(FW1)の新人さんで、ヘルメットには初心者マーク!
ひーちゃんたちにとって、たくさんの資格を身に着けることも大切なお仕事。
結構大変ですが、ヘルメットのシールが揃ってくるとそれなりに自覚が・・・。
(そんな願いもあって職場で導入しました、外部にもアピールになるかと)
さらに新人のうちに身に着けてほしいこと・・・、それが安全意識!
ワイルド=カッコいい!というイメージはドラマや映画のお話。
現実はケガ=カッコ悪い(ケガをすると誰もが“なかったこと”にしたがる)
ましてや仲間をケガさせるとなると・・・、超カッコ悪い(ケガで済まないことも)
ひーちゃんたち、安全作業=カッコ悪くない=カッコいい!をお忘れなく。
仲間の安全にも気を配れる人に
FW1~3年目のキャリアアップに伴い、必要な資格も身についていく仕組みですが・・・、
安全意識(力)が身に付くかは本人次第。
安全教育で身に付く人もいれば、自分のように“痛い”思いをして学ぶ人も。
やがては・・・、
5年以上のFL(フォレストリーダー・現場管理責任者)
実際に作業・安全管理を行う現場の要、スムーズに現場が回るかはFL次第。
効果的に作業前ミーティングを実施し、日々チームの安全力を高めるかはFLの腕の見せ所。
作業終了時に全員の無事な顔を見るまで気の抜けない大変なお役目です。
10年以上のFM(フォレストマネージャー・統括現場管理責任者)
人手不足の林業では、FLの成り手がいないという悩みも。
経験不足でもFLとして成長できるよう、サポートするのがFMのお仕事。
仕事の段取りはFLの裁量に任せるとしても、成長するまで安全管理はFMの管轄です。
作業前ミーティングなどの安全活動を導入し改良を重ねることでFLをフローします。
ひーちゃんたち若手の人材育成(できればリクルートもしたい)も、たいていFMの管轄。
早いうちから安全確保の術を身に着けさせれば、先々安心・後々楽です。
本日も「安全確保ヨシ!」でご安全に