猛暑日が続く中での山林作業、
熱中症対策で涼しい格好をするとマダニ感染症のリスクが高まるし・・・
マダニ対策で首元や裾や袖を絞ると熱中症リスクが高まるし・・・
林業はどっちのリスクもレベルMAXゆえどうしたものか?
あっ、そうそう早速林業デビューの松山さん(マーちゃん)です!
いきなりヤバいことになってますが・・・、
下半身はダニ対策優先で
今年は熱中症対策義務化(事業者)と、
マダニ感染症(SFTS)拡大・増加のニュースが同時期に流れてました。
どっちも根本は地球温暖化か?と聞いていた矢先・・・、
なつこパパ、不覚にもマダニに噛まれました。
普段は山林ブーツ(長靴)+虫よけスプレーをで山に入るところ、横着してクロックス風のシューズ(虫よけなし)で20分ほど作業。
ズボンの裾から(シューズの通気孔かも)進入され、太もも裏側に食いつかれました。
やはり足元はしっかりガードしてマダニの進入を防がないとダメ!
暑さ的には裾は開放した方がはるかに涼しい、
けど、ここはマダニ対策を優先するしかない。
過去のマダニのお話と被ると思いますが改めて。
たかがブルーシートと侮ることなかれーアウトドア用品①
マーちゃんも腰から下をガード!
(チェンソーや刈払機デビューはまだまだ先です)
ハイカットの安全スパイク地下足袋なので、ズボンの裾を靴下に入れておけばOK!
シューズ内に土が入るのが嫌とかハードワークの際は、脚絆かスパッツを装着します。
残念ながら廃版の「ストリームスパッツ」(モンベル製)
沢登り用のネオプレン・スパッツです。
すねに密着するので蒸れず思ったほど暑くない。
問題は、チェンソー防護ズボン。
仕事(イラスト)では「防護ズボンの裾を靴下やシューズの中に入れないで」と指示があります。
恐らく防護範囲にスキができるためではないかと。
(そもそも防護ズボンの裾周り、長めでかなりボリュームがあるので靴下の中に入るかどうか?)
しかし今回のようにマダニの問題が出てくると困ったことに。
虫よけスプレーを吹きまくるか・・・。
夏場だけチャップスタイプに切り替えるか・・・。
上半身は熱中症対策とバランスをとりながら
腕もしっかりガード。
マーちゃんはシャツの袖をグローブの中に入れ、その上から手甲を装着。
シャツはズボンの中に、暑さ対策としては出しておきたいところですがここもダニ対策を優先!
マダニの専門家も言ってましたが、マダニがいるのは人の腰あたりから下がほとんど。
シカやイノシシその他小動物にくっつこうと草地や低木で待ち構えています。
マダニの巣みたいなところを通過すると、なん十匹ものマダニがズボンになんてことも。
そして上へ上へと昇ってきます。
なので、シャツは必ずズボンの中に入れましょう。
腰から上に関しては、ケースバイケースで暑さに対処を!
半袖+腕カバーでずいぶん涼しくなります。
虫よけスプレーでガードすることもお忘れなく!
熱中症に関しては、法律により事業者による対策が義務化(2025年6月施行)
熱中症を防ぐ対策、発生時の連絡・対応の体制などなど。
詳しくは専門のサイトで!(^^)!
発生確率的にはマダニ感染症(SFTS)よりこっちが危ないので、
服装だけでなく作業の仕方や内容、時間帯の変更など広い範囲での対策も必要ですね。
ちょっと関係のある過去のお話
⇒高性能林業機械ーIHI・F801フォワーダその2