軽キャンの太陽光発電

メガではなく、“プチ”ソーラー発電の話です。
規模も意義も小さなソーラー発電の話、夏休みの自由研究みたいな話ですが・・・良ければ。

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キャンピングカーにソーラーパネル?


キャンピングカーの主な充電方法をちょっとおさらい
1・走行充電
常に長距離を移動しながらの旅にはピッタリ。
走行充電については、こちらをご参考に

2・オートキャンプ場など電源付きサイトに泊まって、ポータブル充電器で充電
画像はCOTEK社製 BP-1210

12Vなら、ディープサイクル、スターティングバッテリーどちらにも対応。容量100Ah前後のバッテリーなら、一晩の充電で満タンと考えてよいと思います。

充電器使用の際、あれば便利程度?ですが、外部電源(AC100V)ソケットと電源コード。

専用コンセントで防滴仕様、雨でもOK。窓を閉め切った状態でもAC100V電源を取り込めるので、バッテリー充電以外にも電源サイトでは重宝します。

室内のACコンセント(左はSB出力のDC12Vシガーソケット)
室内にはACコンセントが左右2か所、外部電源インバーター電源。

ただし、注意点が。
コンセントをつないでいることを忘れて(知らずに)だれかが車を移動させると「ブチっ」、使用時は運転席に「充電中」と張り紙をするようにしています。

3.補助的にソーラーパネルで発電・充電
天気が良ければ、移動しなくてもバッテリーに充電されますから便利ですね。
ただし、思った以上に“重い”ソーラパネル、サイドオーニングなどを装備した軽キャンには、かなりの負担増になります。
軽キャンのソーラー発電は「補助的」な範囲に止めておくことが賢明ではないかと個人的には思います。
ただし、「フレキシブル」タイプは曲面にも設置可能で、しかも軽い!(経年劣化が早くないか、ちょっと心配)
パネルの軽量化、高効率発電化が進めば話は違ってきますが。

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ここから本題、何を補助する?


メインバッテリーとサブバッテリーがある場合、“どちらを補助するのか”により、発電の規模が変わってきます。
自分の場合は、実はメインバッテリー
待機電源を必要とするエンジンスターターを装備しているため、バッテリーの劣化が早いのです。特に受信機と安全装置(MT車用ニュートラル検知器)が電気を食っているようです。
年間2万キロは走行していたのに、バッテリーは2年しか持ちませんでした(高容量バッテリーに替えても✖)
仕方なく、ソーラー充電で補助することに。
最初はケチって出力125mAの小型パネル(ソーラーチャージャーSE-160)をサンバイザーの裏側に取り付け、ヒューズボックスから充電するも効果なし。
本腰を入れて「プチ」ソーラー発電に取り組むことに。

“プチ”出力ソーラーパネル+充電コントローラー


安い海外製もありますが、ここはこだわって国産メーカー、京セラ製でKD14(0.79A)
現在、生産終了(5年前で28,000円ほど)、同等品(海外製)が、22,000円ほど。
設置場所は、すでにあるルーフキャリアの前側。

一番頭を悩ませるのは、「ソーラーパネルをどう設置するか」
“屋根に穴あけ”は極力避けたいので、ベースキャリアのバーか、画像のようにルーフキャリアに固定するか、の選択に。

ソーラーパネルの配線を、車内に引き込むのも、意外と難しい・・・。
ボディーに穴あけ加工をしたくないので、

次に、過充電やバッテリーからの逆流を防ぐため、ソーラーパネルとバッテリーの間に充電コントローラーを設置します。
コントローラーは、ソーラーパネルの性能に応じたものを選びます。
手のひらサイズの、電菱製のソーラーアンプ・ミニ、システム電圧12V、5Aでオーバースペック。

ソーラーの発電量が低いので、自己消費電流が少ないことも選んだ理由。
当時で5,200円。現在8.5Aに性能アップして4千円台。
コントローラーとしては珍しい縦型なので、幅の狭いBピラーにも取り付けできます。
車のメインバッテリーの位置(助手席座席下)からすると、ここがベスト。

せっかくなので、発電の様子が分かるようにソーラーパネルとコントローラーの間にパイロットランプ(小電力ブルーLED)を配線。
意外と薄暗い場所でも発電しているのが分かります。
パイロットランプは、グローブボックスに埋め込み。

ソーラシステム設置の際の注意点は、各機器のの設置配線を終えるまでソーラパネルに光が当たらないよう何かで覆っておくこと、ぐらい。

設置以後、メインバッテリーの持ちは良くなりました。
3万円以上の出費と4~6千円のバッテリーの延命、どっちが得か?

仮にメインバッテリーが上がっても、サブバッテリーがあるので(ポータブル電源もある)、ブースターケーブルがあれば、動けなくなることはないのですが。

設置を決めた理由ー防災装備として


最終的に設置を決めた理由は、災害で孤立しても「自力で携帯電話やラジオなどの充電ができるように」
補助電源も、ガソリンが底を付けばアウト!
家の屋根には、ソーラパネルも付いていない!
田舎に住む以上、最低限の電力は自前でまかなえるように、という思いです。特に、中山間地域は日照時間が短いので、個人でソーラー発電している家は少ないのです。
いざという時はポータブル電源(21A/h)につないで使用します。(正直、ソーラーパネルの蓄電能力をもう少し上げなければ)

防災用品として役立つときが来ないことを祈ります。
ポータブル電源については、
⇒サブバッテリー自作②
⇒停電時に役立つODグッズ でも少し触れています。

サブバッテリーのソーラー充電


現在、メインバッテリーにつないでいる配線をサブバッテリーにつなぎ変えるだけ。
積載しているサブバッテリー容量は105Ah。
ソーラーパネル(KD14)が0・78Aだから、単純計算で134.6時間、ダメだこりゃ・・・。
最低でも5A/h(理想は10A/h)の蓄電能力がほしいですね
ソーラーパネルを増設すれば発電量を増やせます。ただし、並列つなぎで(夏休みの宿題を思い出します)
将来的に本格的なソーラー発電をお考えなら、充電コントローラーだけは10Aクラスのものを入れておくと良いと思います。種類によっては、5Aも10Aも価格がほとんど変わりませんから。

再生可能エネルギー


太陽光発電は気象条件に左右され不安定、実際に“プチ”ながらも実践してみて改めて思う。
旅先で見かける発電用風車、回っていないものもよくある。
話題の木質バイオマス発電も、林業経験者(素材生産)としては“ちょっと複雑”な思い。
これを機会に、業界に体力が付けばそれはそれでよいのですが・・・。

話が大きくなりそうなので、“プチ”な話のうちに、おわり。

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