平成の原付バイクー7代目タクト

7代目タクトが登場したのは、1998年(平成10年)のこと。
この頃から、日本でも浸透し始めたイベントが“ハロウィン”です。
昔(80~90年代)は、アメリカ映画の中でしか見られなかった“仮装”や“カボチャ”も近年では身近なものに。
対照的に、すでにスクーターのスタンダードとして定着していたタクトでしたが、この7代目をもって一旦生産を終えることになったのです。

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7代目は「クリーン」


6代目あたりから曖昧になってきたキャッチコピー、7代目タクトには明確なキャッチがありません。
あえて言うなら「クリーン・タクト」


(以下、当時のカタログより)

平成10年排ガス規制に適応させた新エンジンが特徴。
世間的にはディーゼルエンジンの規制が印象に残っていますが、原付バイクも対象に含まれていました。
「メタルキャタライザー」と呼ばれる触媒をマフラーに内蔵することにより、2ストローク(2スト)エンジンならではの「白煙」を減らせたとのこと(従来比で1/10)

ガソリンと一緒に潤滑オイルを燃やし、燃焼ガスとして排出する2ストエンジン。
マフラーから出る“白煙”が特徴的でした。

さらに、6代目では3タイプあったラインナップは、スポーツ・ラインが消滅してタクトとタクト・スタンドアップに集約。

スポーツ系の6代目からすると、かなりのイメージチェンジとなりました。
5代目で初採用された“スタンドアップ”は、無事7代目にも継承されました。

(スタンドアップの最終モデル)

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7代目は「ママ原チャリ」


6代目タクトでヤンキーに勝利したママたち(個人的な解釈ですが)
その結果が反映され?マイルドなデザインに。

ママ仕様が最も似合うスタイリングとなりました。
足元ステップはフラットになり、スポーツ色が排除されゆったりドライブ系に。
何より、ママの3種の神器(ウインドシールド、フロントバスケット、リアバスケット)が違和感なくフィット。
もちろん、リアキャリアはパイプ式です。
(6代目の樹脂製キャリアはスポーツラインと共に消滅)
そこまでママにつくした?タクトでしたが・・・、

原付スクーターも4ストロークの時代に


ホンダは環境を考慮して、原付バイクも2ストから4ストへエンジンを切り替えることを決定。
そう言えば、過去にはタクトにも4ストモデルがありましたね。
そう、3代目スーパー・タクトの時代に存在した「アイビー・タクト」です。

しかし、主流は“ウイリーするほど快活”に走る2ストエンジン仕様でした。
白煙を吹きながらですが・・・(>_<)

2ストエンジンの終了に加え、「電動アシスト自転車」の存在が原付バイクにとって逆風になりました。
免許いらずで、子供を乗せてもOK、ヘルメットの着用義務もない、となれば・・・。
タクトは、2002年(平成14年)に生産終了となり、その歴史にいったんピリオドを打つことになりました。
ちなみに、2002年は、夏子さんが生まれた年です。

(2002年はサッカーワールドカップ日韓共同開催の年でした)

4ストロークエンジンでタクト復活


2015年(平成27年)タクトの名前が復活することに(ホンダ・ダンクの姉妹車として)
原付スクーター市場の再活性化を目指すに際し、“原点に立ち返る”との意味を込めてだそうです。

(スタンドアップ機能は廃止)

ニュー・スタンダードスクーターの誕生です。
80~90年代のスタンダードとは、ずいぶん雰囲気が変わりました。
以前にも触れましたが、2018年(平成30年)には「ヤマハ・ジョグ」としてOEMされることになり、スクーター復活のきっかけとなるのか・・・、気になるところです。

ハロウィンといえば


今回のママ・モデルは、あの“林さん”のお母さまです。

このお母さまを見て育った林さん、

こうなるのも仕方のないことだったのです。

林さんの活躍は、カテゴリー「林業」で。

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