土曜広場にあったチェンソー型?「空中ビュッフェ」を満喫したひーちゃん。
「テーマ館」に“大きな木”があると聞き見に行きましたところ・・・、
「これ太陽の塔じゃん・・・テーマ館はどこですか?」
目次
「この太陽の塔がテーマ館ですよ」
そう教えてくれたのは、テーマ館のホステス(コンパニオン)さん。
「正確には太陽の塔も・・・ですね」
「太陽の塔はテーマ館の一部分なんです」
テーマ館のプロデューサー岡本太郎氏は、
「このパビリオンは閉ざされた一個の建物ではない、メインゲート正面の広場にそそり立つ〈太陽の塔〉祭神であるこのモニュメントを柱として、過去・現在・未来の3つの層が重なり合って構成する巨大な空間だ」(テーマ館ガイドより)と説明。
「人類の進歩と調和」というテーマを、過去・現在・未来に分けて紹介しています。
地下展示〈過去-根源の世界〉
正面広場からまず地下に降り〈いのち〉〈ひと〉〈いのり〉の順に過去の世界を進みます。
〈いのち〉のゾーン
〈ひと〉のゾーン
〈いのり〉のゾーン
第4の顔「地底の太陽」のあった場所。
地下に潜ったまま太陽の塔内部に進みます。
太陽の塔内展示〈生命のエネルギー〉
塔内をエスカレーターで昇りながら、生命40億年進化の過程「生命の樹」を見学。
(高さ約41m、基底部直径1m、鉄鋼製)
ひーちゃん、やっと大きな木(生命の樹)とご対面!(^^)!
「これは・・・伐れんな」
林業人は大きな木を見ると“どっち方向にどうこかす”を勝手にシミュレーションしてしまう・・・悲しい性。
空中展示〈未来-進歩の世界〉
太陽の塔の右腕を通って「大屋根」に移動〈宇宙〉〈人間〉〈世界〉〈生活〉の順に未来社会を進みます。
太陽の塔に突き破られた(予定外)大屋根、設計変更でかなりもめたらしい。
(一部が保存されてます)
地上展示〈現在-調和の世界〉
大屋根からエスカレーターを使って「母の塔」のテラスに降り、正面広場へと戻ってきます。
(EXPO’70パビリオンより)
テーマ館の解説は専門家にお任せして
「明るい未来バンザイ!」に終始しなかったのは、岡本太郎氏のプロデュースの影響でしょうか?
メインテーマ“人類の進歩と調和”に異を唱えた方でしたから。
それで成功を収めた万博組織がすごいのか・・・、
この方(アンチテーゼ的存在の岡本氏)ゆえに成功したのか・・・。
建設時は不調和の象徴だった太陽の塔と大屋根・・・、
でも、完成形を見て大勢の人が驚嘆し称賛したことが、調和の本質なのかもしれない。
と、ひーちゃんは思うのでした。
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