そう言えば・・・、
「やたらと4WDをアピールしてる軽自動車を見ましたよ、カッコよかったけど」とひーちゃん。
すると林さん、
「たぶんそれは・・・ダイハツさんのミラ4WDよ！」
「ミラ4WD！？」
話を聞いていた森さん、
「昭和のミラの人気は・・・ダントツだったよね！ダイハツだけに！」
ワイルドシック4WD！
昭和55年（1980年）に登場した初代ミラ（現在はミライース）
4WDの登場は昭和58年（1983年）10月になってから。
ワイルドシック4WD！
ワイルドだけどおしゃれ・・・、
四駆だけど都会に馴染むスタイル（ということ？）
ワイルドだけあって、4WDメカニズムは本格的！
機械式トランスファーで2WD⇔4WDを切り替えるパートタイム式。
残念ながら副変速機はありませんが、EL（エクストラロー）ギア付き！
さらに、
ベースがFF車なので、後輪にフリーホイールハブを装備（切り替えは面倒くさい）
非力な550㏄エンジンなので、ロックしたまま走行するとかなりパワーロス＆燃費悪化します。
（現在は自動化され、フリーホイールハブは消滅）
加えて、悪路走破性を大きく左右するノンスリップデフ（LSD）をオプション設定。
最低地上高を確保するため、10インチから12インチホイールタイヤに大径化。
結果、2WDミラとは見た目がかなり異なります。
4WDをアピールするデカールも20世紀の特徴です。
車内もワイルドシック！
ワイルド4WDの象徴、傾斜計（オプション設定）
見た目は2WDと同じの4WD
現在の生活四駆と二駆を見分けるのは難しい(>_<)
我が家に「スクラム4WD」が車載に載ってやってきたときも、4WDデカールがどこにも張ってないので「まさか2WDが来たのか」と疑ったぐらいです。
ミラのような“ワイルド”要素を失い“シック”な4WDばかりになってしまいました。
ひーちゃんが初代ミラ4WDを見て「やたらと4WDを・・・」と感じるのも仕方ないか・・・。
次回は、ミラのライバル「スズキ・アルト4WD」です。
同じ4WDでも、ミラとアルトでは、ちょっとコンセプトが異なります。
