オフに、ホワイトガソリンバーナーと灯油バーナーをマスターしたひーちゃん。
「林ちゃん・・・ガスより簡単お手軽なシングルバーナーって何?」
「アルコールよ!」
「理科の実験で使った・・・アレ?」
アレはアレですが、いろいろなアルコール
寒冷地に強い燃料だそうで、ひとつあると安心なアルコールバーナー。
ここで注意すべきは、燃料用(メタノール)と消毒用(エタノール)の違い。
バーナに使用するのはメタノールですが、エタノールも純度が高ければ燃料として使えるそうです。
消毒に使用するのはエタノール、メタノールは毒性があり消毒には使えません。
特殊なアルコールで燃料用・消毒用どちらにも使えるものもあるようですが・・・。
(メチルアルコール=メタノール)
さらに注意すべきは、周りが明るいとアルコールの炎は見えにくいこと。
やけどや着衣着火にご注意を!
トランギア・アルコールバーナー
“バーナー”と名乗るだけあって、単なる器ではありません。
トランギアさんの説明によると、
アルコールに着火後、タンク内の燃料が温められ、ウィックから吸い上げられた燃料の気化が促進されます。その後、炎孔部からの炎が強くなります。
約100mlで約25分間の燃焼が可能です。500mlの水なら約10分で沸騰できます。
バーナーのプレヒート(予熱)にアルコールを使用しているなら、ひとつあってもいいトランギア。
エスビット・ポケットストーブミリタリー
アルコール系固形燃料を使ったコンパクトなストーブ。
燃料・ゴトクを含めた大きさでは、知る限りもっともコンパクトなシングルバーナーというかストーブ。
本体を展開すると、立ち上がり部がゴトクになります。
内部に固形燃料(タブ)を6個収納できます。
1タブ(14グラム)で約12分燃えるとのこと。
500mlの水なら14g1つで約7分30秒で沸騰とのこと。
タブの数で火力や燃焼時間を調整します。
タブは、薪の着火剤として、バーナーのプレヒート用としても使えます。
サバイバル系ストーブとしてはピカイチ!
アルコールと言えば・・・、
アウトドアには欠かせないアルコール飲料(個人差あり)
まだ未成年のひーちゃんですが・・・、そのうちだれが運転するかでもめることになりそう。
次回がシングルバーナーの最終回です。