本日のヒヤリハット体験はスギちゃん、伐倒作業中に折れた枝が落下しヘルメットを直撃したとのこと。
幸いケガはありませんでしたが・・・、イヤマフが壊れちゃった(>_<)
この経験から、どんな安全対策を導き出すかは森さんにお任せして・・・、
今回は、スギちゃんのイヤマフを何とかしよう・・・、というお話です。
耳栓
スーパー林業人のみなさんは、イヤマフをうっとうしがってましたので・・・、
普段から耳にティッシュや綿を詰めて仕事されてました。
夏のイヤマフは暑いので、真似してみましたが防音効果はイマイチ。
そこで耳栓の登場!
たかが耳栓と思いきや、自分の耳とのマッチングが難しい!
スギちゃんはアクティブに動き回るため、耳栓がすぐに外れちゃう・・・。
ということで、耳栓は却下。
単体式イヤマフ
ひーちゃんが「緑の雇用」のFW支給品でもらったという単体式イヤマフ。
(メーカー:ペルター)
なかなかの優れもので、ヘルメット着用を前提にアームがうなじにくるバックアーム式。
ノーマルなタイプ(ヘッドホン式)も、同じように装着できなくもないが・・・、結構無理がある。
(メーカー:スチール)
スギちゃんのヘルメットは、ロングセラーモデルのハスクバーナ製・ファンクショナル。
(左は今回関係なし)
信頼性の高いモデルですが、フェイスガードが旧式の跳ね上げ式ゆえ、付属のイヤマフがなくなると押さえが利かなくなり、前後バランスが悪くなります。
激しい動きで、ゴソゴソ動くヘルメットが気になるスギちゃん。
ということで、単体式イヤマフも却下。
純正交換用イヤマフ
センス抜群!(ファッションは除く)の森さん、言うことがいつも的確です。
「購買部に交換用イヤマフ取り寄せるよう頼んであげる。届くまで耳栓かひーちゃんのイヤマフでしのいでおいて」と。
交換用としてイヤマフだけを注文できるのです、それでも結構なお値段(6000円~)
安全用品は森林組合が持ってくれるので、スギちゃんのお財布は安心!(^^)!
これで一件落着かと思いきや・・・。
新型ヘルメットにアップデート
道具フェチの林さん「この際、今後に備えて新型ヘルメットを試してみたら」
確かにここ数年、チェンソーだけでなくヘルメットもずいぶん進化してます。
ラインナップも充実してます。
フィット感、通気性、強度、重量、イヤマフ・フェイスガードを含めた全体のバランス、メンテナンス性などでチョイスできるように。
ただ、手に取って試着できる機会は少ない。
そこで、とても参考になった「フォレストジャーナル」さんの記事がこちら。
ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】
林業イラストを描く際に、ヘルメットとチェンソーはリアルに描くようにしています。
(説得力が増す!と勝手に思ってます)
でも、ヘルメットはパーツがごちゃごちゃしてるので描くのが面倒。
その点、最近人気のファナー製「プロトス」はスッキリして描きやすい!
(しかもカッコイイ!)
(「かかり木処理 作業の基本と現場の工夫」より)
リンク機構をヘルメット内部に収めたため、今回のような飛来・落下物に当たっても壊れにくい設計。
頭部全体を守ってくれる安心感、ヘルメット特有のストレスも軽減してくれそう。
林さんが購買部にアピール(強引に!)してスギちゃんのファナー購入が決定!
その魂胆は・・・。