「F801・フォワーダ」の扱いにも慣れてきたひーちゃん、そろそろ次のステップに進むそうで。
ウインチ作業ではトン掛け(荷掛け)を担当してますが、いよいよウインチオペに挑戦!
(これでひーちゃんの労働負担も軽減、これまでの経緯は⇒こちらで)
森さんは、ひーちゃんがウインチ操作の基本を学べるよう「林内作業車」を使った間伐を行うようです。
先ずは、最新の林内作業車の見学です。
機械も人も高性能で!
危険な作業や重労働を減らせる高性能林業機械、優れものです!(^^)!
とは言え、従来型の林業機械の出番がなくなったわけではありません。
代表的なものが“チェンソー”これなしでは仕事にならない(>_<)
特にウインチ作業は、生身のチェンソーマンまたはウインチマンと高性能林業機械との共同作業となるため、かえって危険な作業に!
建設業のように、クレーンオペに無線指示で吊り荷を誘導したり、鉄骨のボルト穴を合わせるという訳にはいかない(これはこれで高いスキルが必要)
林業では(単引きの場合)トン掛けが重いワイヤーロープを引いて急傾斜を移動、材に的確な方法で玉掛けし、材が重機の元に届くまで障害物に対処したり誘導したりと大忙し。
高性能トン掛けがいないと、高性能機械もその性能を発揮できない!
一方のウインチオペは、ジョイスティックで操作自体は簡単ですが、作業をこなすには経験とコツが必要(資格も)
下手くそなウインチオペと組むと、トン掛けは疲労困ぱい・・・(>_<)
何より、ひーちゃんが操作するウインチワイヤーの先では、スギちゃんたちが作業してるわけですから責任重大です!
従来型も高性能に!
従来型とは言え、見た目も使い勝手も高性能化してる今どきの林内作業車。
自伐林家さんに人気ですし、森林組合なんかも持ってます。
モデルは「SUPERやまびこ」キャニコムさんの製品です。
大きさ的には軽トラの荷台に収まる(アオリは閉まらない)小型モデル。
狭い作業道でもスイスイ、それでいて積載量は1.2トン!
ただ、重さ的には運搬に1トントラック以上が必要(880~900Kg)
(過去にサンバーで運んだことが・・・)
要のウインチも、乱巻きを防ぐための工夫がなされ作業性が向上!
ちっちゃいけど高性能なSUPERやまびこに乗って「これなら楽勝!」気分のひーちゃん。
彼女は小型機械の操作やウインチ操作の難しさをまだ知らない・・・。
次回、操作編に続く。