昭和の軽自動車ーバキューム(負圧)メーター

刈払機のエアフィルターの件で、キャリィトラックのお話が出ましたので、
ついでに?バキューム計のお話を。
「ガソリンを無駄にせず低燃費走行に役に立つのよ!」と林さん。
すると、日ごろから作業の無理無駄をなくしたい森さん、
「みんなにもバキューム計・・・付けたらいいじゃん!」
「・・・」

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自然吸気(ノーマル)エンジンにバキューム計


チーム森のみなさんのくるまはオール550㏄(旧規格軽自動車)
当然、エンジンには550㏄の混合気(空気+ガソリン)しか入りません。
バキューム計を取り付けると、エンジンが空気を吸い込む力(負圧)を計測できます。
ゲージの針が“0”を指すと負圧ゼロ〈大気圧だけではこれ以上混合気を吸い込めませんよ=550㏄満タン〉のサイン。

大気圧がどうのとちょっとややこしいですが(自分でも正しく理解してるか自信ありません)

過給機(ターボ・スーチャー)エンジンにブースト計


ひーちゃんのアトレーはターボ車!
きつい坂道でみんなが3速でやっとこさ上ってるのに、ひーちゃんだけは5速でスイスイ上ってく。
パワーの秘密は、ターボ(過給機)で無理やり混合気をエンジンに押し込んでるから。
仮に、1000㏄の混合気を押し込めたとしたらコンパクトカー並みの走りができちゃう!(^^)!
ノーマルエンジンは、自然(大気圧で)に吸い込める混合気が550㏄でMAX、
ターボエンジンは、大気圧+過給圧で550㏄+αでパワーアップ!
てな感じでしょうか。
ということで、ひーちゃんに必要なのはブースト計、これなら自然吸気(負圧)+ターボ(過給圧)を計測できます。

もちろん、本来のブースト計はエンジンを酷使するためではなく、エンジンの状態把握や燃費向上に役立つホワイトなアイテムです!

バキューム計でガソリン節約走行(キャリィ)


キャリィはノンターボなので、バキューム計を取り付けました。
エンジンがアイドリングの状態では、

(正常値の範囲内、この数値が安定・維持できればコンディション良好!)

アクセルを踏み込むと、0方向に針が触れていき25~30あたりで走行してます。

常にその範囲でドライブできるよう、アクセルを調整したりシフトチェンジのタイミングを図れば燃費が向上します。
加速や上り坂でのアクセルの踏み具合を、針の動きで読み取れます。
忙しく針が触れるので、暇つぶしにもなります(注視はなさらずに)

バキューム計の取り付け


バキューム計(キャリィは新品で4千円ほど)
バキュームホース(700円/mぐらい)
三又ジョイント(数百円)
メーター照明用配線もろもろがあればOK!

負圧のかかったホースを見つけたら後は比較的簡単!

(ホースの色違いはスクラムから流用したため)

エンジンルームからキャビンへのホース引き込みがちょっと厄介かも。
幸い、キャリィはアクセルワイヤーと同じ経路で引き込めました。

照明の配線が終わり、無事取り付け完了です。
では、今回はここまで。

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投稿者: natsukopapa2017

動物と昭和と軽キャン好きのイラストレーターです。 林業(フォレストマネージャー)をしていたためその関係のお仕事が中心です。