たかがチェンソーと侮ることなかれ㉛ーこれからの林業を支える若者の躍動

前回の「1ページ1話 ミーティングに使える 安全労働安全確保マニュアル」の特集記事が掲載された「林業新知識」6月号。
表紙イラストのテーマは「これからの林業を支える若者の躍動」
どこぞの世界とは違い、年配者がいつまでも居座ることのできない林業。
必然的に、ひーちゃんたち若者に頑張ってもらうしかないのです!
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1ページ1話 ミーティングに使える 林業労働安全確保マニュアル

作業開始前に行う安全ミーティングを「ツールボックスミーティング(TBM)」と言うそうです。
(道具箱=ツールボックスの側で行われることが多いゆえ)
大手の建設現場では、「ラジオ体操」からの業務連絡(業者間の連絡・調整)
続いてその日の当番業者(または現場所長)による安全目標設定「~でヨシ!」
最後に「本日もご安全に!」で解散。
さて、林業現場では?
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林業✕シングルバーナー(エコ)

スーパー林業人の第三師匠が新人の頃、昼食前に沢(谷)まで下りてヤカンに水を汲み、焚火でお茶を沸かすことが日々の仕事だったそうで・・・。
いわゆる丁稚(でっち)奉公のような過程を経ないと、一人前になれないという時代。
引退間近のスーパー林業人たちから仕事を学んだ森さんは、その時代の名残を感じたようですが・・・。
「この伝統は自分たちの世代で断ち切らんといかん!」
結果、新人ひーちゃんはお昼休憩にシングルバーナーをいじりながらまったりできるのです。
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高性能林業機械ーキャタが路肩に脱落

前回、スタックした大型トラックをレスキューした林業機械(13トンクラス)ですが、
(森さんたちとくつろぐマシンは5トンクラスのコベルコ君)
「こっち(重機)のレスキューは大変なことになるから・・・ひーちゃん気を付けてね」と森さん。
「最悪・・・死亡事故につながるからね」と林さんも。
「キャタでもスタックするんですか?」とひーちゃん。
「それもあるけど・・・厄介なのはキャタの脱落よ!」
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昭和の軽自動車ーワイパーブレード交換(スズキ・キャリィ)

そう言えば、
「キャリィのワイパー・・・ビビらなくなったね・・・視界も良くなってるし」とひーちゃん。
「ワイパーブレードごと交換したんよ」と林さん。
「ひーちゃんのアトレーも交換したら・・・安全のためにも!」
「でもブレードってお高いんでしょ・・・お金ないし」
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従来型林業機械ー林内作業車(実践編)

ひーちゃんの楽勝ムードが一変!
ウインチワイヤーがぐちゃぐちゃ・・・、乱巻き発生です!
簡単そうに見えたウインチ操作、このまま作業を続けると・・・、
勝手に逆回転になるわ、ワイヤーは切れるわ、と散々(仕事になりません)
ひーちゃん「何でぇ~」
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昭和の自動車ー三菱・デリカスターワゴン4WD

そう言えば・・・、
「ジープみたいなワンボックスカーに7人乗ってるの見ましたよ、ちょっと不安そうでしたけど」とひーちゃん。
すると林さん、
「たぶんそれは・・・、デリカスターワゴンよ!」
「デリカスターワゴン!?」
話を聞いていた森さん・・・、
「・・・・」(あれっ!今回は食いついてこない)
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たかが草刈機と侮ることなかれ⑦ー半径5mの立ち入り禁止区域

チェンソーの立ち入り禁止区域〈樹高の2倍〉に比べると、刈払機(草刈機)のそれ〈5m〉はお互いを認識しやすい距離。
5mと言えば、デカい!高級車(レクサスなど)1台分、守れない距離じゃない。
でも事故が発生するということは・・・、
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たかがチェンソーと侮ることなかれ㉚ー伐倒木の樹高の2倍の立ち入り禁止区域

安全運転のため、速度に応じた車間距離が必要なように、
安全な伐倒には、樹高に応じた作業者間距離(立ち入り禁止区域)が必要。
安全距離(区域)をキープしてる限り、追突や激突は避けられるはずですが・・・、
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